完結したマンガの感想・レビュー16082件<<345346347348349>>中学生の時に読んですげー好きだったオフィス北極星 真刈信二 中山昌亮starstarstarstarstarマンガトリツカレ男俺の全く知らなかったアメリカの訴訟社会というものなんとなく理解させてくれた漫画。俺に真刈信二と中山昌亮に対しての絶対的な信頼感を植えつけた漫画でもある。 個人的に印象深い話は最初の「電話機のノイズ」 と「砂の匂い」日本側のルールとアメリカのルールの考え方などがわかりやすく説明されていた。 あと定期的に事務所のパートナーが変わるんだけどやっぱり一番好きなのはミスサマーかな。自分の夢に向かって居心地の良い事務所を退職するすげーいい キャサリン・アイリスのコンビも印象深くてや後はギャラのアップを提示したけど 条件を見て別の職場に行くという合理的な部分が今まで読んだ漫画ではなかったので良かった。 もろ八宝菜のパクリ淫らな青ちゃんは勉強ができない カワハラ恋名無し 青ちゃんのお父さんがそのまま八宝菜。 作者さんの「東京!」もヘタリアっぽさあるし大丈夫? 少年誌だけど女性向けかなぁ。 正体不明の謎の塔"バベル"の中で繰り広げられるバトルサバイバルトーキョーバベル 久世蘭 花林ソラ名無しバベル内で消息を絶った姉を追って自衛隊員になることを夢見ていた主人公の大牙。しかしある日突然、幼なじみの優愛と一緒に、気付くと塔の中にいた。 そこで最初に見つけたのは、人の手首とペンで書かれた「ここで書いた言葉は実体化する」という文字。そこから起こる残酷で衝撃的な出来事が唐突過ぎてついていくのが大変。笑 大牙は塔の中で生き残り、姉・真白にもう一度会うことは出来るのか。BLかと思ってたら違ったおじさんと野獣 糸井のぞさいろく私はもう心が汚れているようでした。 この「おじさんと野獣」は所謂「美女と野獣」の美女がおじさんになったもの…と思えばいいだろう。 ただちょっと違うのはおじさんには美しい双子の娘達と無口だけどかわいい息子、そして義母に従順で無感情な妻と、美しい事で有名なタレントでもある義母というちゃんとした家族がいて、おじさんは婿養子で色々と情けないという事だ。 だけど、そんなおじさんはとても魅力的だった。 おじさんに感情移入してしまうところも多々あり、おじさんが周囲から受けるアドバイスが心に刺さり、おじさんのようになりたいと思った。 一方野獣は野獣だった。 本当に野獣で、意味がわからない。唐突だ。 なんでやねん、と言いたくなる展開だ。でも良いと思う、なぜなら全3巻を読み終わる頃にはきっと読者は彼のことが好きで、応援してしまうから。 撮る/撮られる三角関係彼女とカメラと彼女の季節 月子あうしぃ@カワイイマンガ舞台は岩手県盛岡市。高三のあかりは写真を撮る同級生・ユキと出会い、新しい世界を教わり、恋をする。 写真家を目指すユキと、彼女を追うあかりの撮る/撮られるが入れ替わる関係性。写真から互いの心を知る繊細さ。傷つく顔を撮らずにはいられないエモーション。「写真」を介して伝えられる感情は、多彩だ。 あかりの恋を軸に物語は進むが、あかりに恋する野球部の凛太郎、幼馴染の凛太郎を見つめるユキという三角関係が生まれ、切なさを加速させる。 それぞれが互いの弱さにつけ込み、都合良く築く関係性は、一時の安心の後、容易に崩壊する。その度に突きつけられる本心に、耐え切れず剥き出しになる感情は息苦しい。 一見「百合に挟まる」凛太郎だが、彼の恋心と真心が次第に見えると、彼のままならさが可哀想になってくる。彼も含めた三人それぞれに「受け入れられなかった」という瞬間が描かれ、崩れ落ちる苦しみの物語には〈三人の〉曲げられない恋心があり、それを突き詰めた先にある終局に感極まる。 三人のその後の、平和を祈りたくなる物語だ。原作よりも漫画の方が好きなバトル・ロワイアル 田口雅之 高見広春starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男島でクラスメイト同士で殺し合いをするがどうも中学生には見えないキャラクターとむちゃくちゃな表現で話が進んでいく。やっぱり田口雅之の絵では独特で最高だった。 川田章吾がどう考えても中学生じゃなくおっさんにしか見えなかった 。 不思議な才能野ばら 高田築かしこ高田築、初めて読みました。コメディー、ホラー、サスペンス、SF、ラブストーリー、こんなに何でも描ける人は初めて見たかもってくらい色んなジャンルの漫画が収録されてました。短編集と言わずに読み切り連作集と言ってるのもいいし、総じてタイトルが「野ばら」なのもいいです。あまりにもテイストがバラバラなので全部読み終わると奇想天外な一冊という印象が残りますが、一作ごとに見ていくとシンプルな面白みがそれぞれに詰まっていて、どれも傑作だなと思いました。女の子の裸とかエッチなシーンもあるんですがサラッと描いてるところが好きです。というか全体的に手こずって描いたようなカッコ悪さを感じませんでした。とにかく初めて高田築を読んだ感想は「不思議な才能を見たな〜」です。 俺はすげー好きだったよ蹴撃手マモル ゆでたまごstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男たしか読み切り版があってその後に連載が始まったような覚えがある。 当時はムエタイのことを知らなくて一体なんだろうと思いながら読んでいたがこれで間違ったの知識を植えつけられた印象深いマンガでもある。登場するキャラクターの中で特に好きなのはヒガンテ。あと「ティムティム人形の舞」だけをよく覚えている マモルの師匠のゼペット・チャンガーとキング・パイソンの因縁が全く明かされないままが終わったんだけどこれ誰か知ってんのかな? 最近この良さがより理解できるようになった気がする家栽の人 毛利甚八 魚戸おさむstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男主人公は最高裁判所判事の息子でと本人もの成績優秀だが、少年事件の解決と彼らの更生に使命を感じて地方裁判所で働いている。 扱うのは大きな事件とかでなく離婚やら相続問題や家庭の問題などのテーマが多く主人公が植物と絡めながら問題を解決していく。 日頃は温厚派っぽいがたまにすごい厳しい時もある。昔も良かったけど今読んだ方が面白い 零戦搭乗員の日常を描いた物語ヨーソロー!! ―宜シク候― 三島衛里子かしこ三島衛里子先生の描かれる軍人があまりにもカッコよくて、最初はやましい気持ちで読んでいました。しかし主人公の戸澤が何の迷いもなく国の為に命を捧げようとする理由が悲しい生い立ちにあることが分かったのと同時に戦況も悪化していき、物語から目が離せなくなっていきます。戦時中であれども現代に生きる我々と変わらない日常を過ごしていたことをユーモアを交えながら描きつつ、いつでも死が身近にあったことも彼らにとっては当たり前だったし、そういう時代を生きていた人が今もいることを気づかせてくれます。とはいえ残酷ではなく誰もが手に取りやすい表現になっているのがいいなと思います。もちろん軍服や戦闘機のカッコよさに惹かれて読み始めるのもオススメです。個人的には戸澤の肉体美も素晴らしいと思いますが、眉毛が一番好きなポイントです…! ドラマ化と知って読み始めたらこれは面白い!重版出来! 松田奈緒子xiaome> 「マンガ」は、漫画家だけのものじゃない。編集者、営業、宣伝、製版、印刷、デザイナー、取次、書店員…。数えきれないマンガの裏方たちのリレーで、読者の手に届くもの。そう、裏方の熱き想いがあるからこそ「マンガは売れる」んです!マンガに関わる一人ひとりの人間ドラマをぐいっと描く本作、全ての仕事人へのエール漫画です!!! 全然きいたことなかったけど、こういうストーリー割りと好きだ。早速読んでみてる。おすすめの短編集 #お買い得本夏の十字架 ウチヤマユージstarstarstarstarstarひさぴよウチヤマユージ先生の短編集。2007〜2011年にかけてコミティアで発表された初期の5作品が収録されています。 「受賞歴なし、雑誌掲載経験なしのまま初単行本化」という売り文句が書いてありますが、同人誌でのみ発表されていた作品だけで、単行本を出すという事実が、この短編集の良さを証明しているようです。 表題作「夏の十字架」が全部で130ページあり、本の約半分を占めていて、短編としては少し長めですが、ストーリー構成が素晴らしく、あっという間に物語に引き込まれる面白さです。鬱々とした部分もありますが、読み終えたあとは何かモヤが晴れたような気分になる短編です。 他の4編も珠玉の作品ばかりで、時期によって作風・絵柄のバラつき等はありますが、単行本化にあたり加筆修正を結構されたそうで、全体を通して読みやすくなっています。 ちなみに本の価格ですが、紙の本より電子書籍(550円)で買うほうが大分安いのでお買い得です。あま〜〜〜〜い!スイーツ本部長 一ノ瀬櫂 佐々木善章名無し社内でも仕事が出来る男として有名な一ノ瀬本部長には誰にも知られていないもう一つの顔があった…それはスイーツ大好きな超甘党だということ!しかも自分で作ります!パティシェとしての腕も一流です!ちょっと甘いもの食べ過ぎなんじゃないか…マジで尿から糖でる5秒前だぞ…と思いつつも、あまりにも美味しそうに食べるので読んでると甘いもの食べたくなってきます。一ノ瀬本部長がスイーツ好きなおかげで殺人事件や強盗事件が未遂で終わるけど、一ノ瀬本部長には人助けした自覚がなく「早く家に帰ってスイーツ作りたい…」と思ってるところが面白いです。自分好みなギャグ漫画でした。 好きだったゲイが“◯◯結婚“してました #1巻応援好きだったゲイが他の女性と結婚してました さいとう林子nyae※ネタバレを含むクチコミです。少年が手にした「強さ」EVIL HEART 武富智ナベテツ表紙の絵とタイトルの禍々しさのギャップに最初は違和感を感じたりもしましたが、最後まで読み終えて、良い作品だなあとしみじみ思いました。 主人公の少年・梅は「力」を欲します。誰にも負けない、大切な人を守る力を。 物語の中で幾つもの困難と向き合い、その度に暗黒面に落ちることなく、最後に少年は望むものを手にします。 「強さ」について考えさせられる作品としてヴィンランド・サガを連想したりもしますが、こちらも優れた作品です。良質な言葉遊びと上品な絵柄とすべてを台無しにするすてきななにもかも4ジゲン にざかな野愛B.B.Jokerが面白いのは国民の総意ですが、より大人の楽しみ方をしたいなら4ジゲンを読むべきです。 なんでかっていうと面白いから。4ジゲンまじで面白いです。B.B.Jokerの方が有名だろと思ってるけどその認識があってるかもわからない。まあどっちも面白いからどっちも読んだほうがいいのは間違いないです。 4ジゲンの舞台となる定時制高校には17〜8歳の子から老人(とその医者や看護師)まで通っています。なので自分と同年代のキャラクターに感情移入しやすいはずです。嘘です。感情移入はたぶんしません。 とは言え、大人のキャラクターも多いのでギャグも大人っぽく言葉遊びが中心です。言語で笑いをとるのってすごく大人っぽいじゃないですか。知的じゃないですか。それに面白いじゃないですか。 というくらいの心持ちで楽しんでほしい漫画です。これは偏見だけどラーメンズ好きなひとは絶対好きだと思う。もっと遡ってボキャブラ世代のひとも好きだと思う。おもしろフラッシュ世代も好きだと思う。なんとなく。 うーん…センパイのために、オトコになってみたんですが? NAN名無しタイトルが気になって1巻出たときに読んでみたけどかなり微妙だった。絵(フルカラー)は悪くないし、設定・ストーリーも王道な感じでいいんだけど、不要な全く意味のないコマが多くて読んでてイライラしてしまった。たぶん元は縦スクロール作品なのを漫画形式にしたのかなと思う。 単話売りでもないのに2巻の表紙が1巻と同じなところも残念。 ちなみに同じレーベル(モバMAN マカロン)から出てるコンクールは普通に面白いのでおすすめです。優しい気持ちになれるすみれファンファーレ 松島直子猫あるく優しさと大人のどうにもならない微妙な関係性を絶妙なバランスで描いていて、ポジティブに物語は進んでいきます。すみれちゃんの優しさに温かい気持ちになったり泣けたりできる素敵な作品です。愛の無いオチDreams 七三太朗 川三番地名無し※ネタバレを含むクチコミです。 webマンガ総選挙ランクイン!ダンピアのおいしい冒険 トマトスープさいろくwebマンガ総選挙で絵柄が独特で目を引いたこの子を読んでみた。 絵本のような穏やかな空気を持っているけど、主人公が乗っている船がやってることはプライベディア(仏語で言うとコルセア)つまり私掠船で、船を襲うのがお仕事なのでした。 主人公のダンピアがかわいいのがすごくポイントで、とろーんとした眠そうな目なのに色気があり、髪型と服装も相まってベルばらを想起させられた。 船団のメンバーも魅力的で、主要なメンバーは名前も出てくるので憶えていこうと思う。 2巻を待つ! クチコミ書いたのに消えちゃってたので何書いたか思い出しながら再投稿…二重になってたりしたらごめんなさい。愛に触れた新装版 天帝少年 中村朝短編集 中村朝starstarstarstarstar干し芋この短編集を読んで、中村朝は、人との距離感を感じながら、最終的には、人間らしさの繋がり、絆を大切に考えている著者なんだろうなぁと感じた。 この短編に収められている作品全てに“愛”を感じる。 『流行り神プロトコル』が好き。サラリーマンがハマる金魚の世界すくってごらん 大谷紀子Pom 金魚の話ってどんな話だろうと思ってましたが、金魚すくい大会があったり、サラリーマンがハマる設定も中々面白かったです。 ここまで金魚、金魚すくいについて深掘りできるのは、すごい。深い。 ただ正直な感想としては、面白かったので3巻で終わらず続き読んでみたかったな。 「だがこれがいい」としかいえないな...闘神サイト 石山東吉マンガトリツカレ男よくわかんない設定や色々ツッコミどころがむちゃくちゃあるんだけど、「だがこれがいい」としかいえない。絵のタッチは師匠の車田正美に似ていて内容も車田正美っぽさを感じる。「包丁人味平」の白糸ばらしネタがあったり、仲間の四天王っぽいが登場するが最終決戦前に死んだので名前と顔がほとんど一致しなかったりしたが個人的には好きだな名作を超えてしまった漫画鉄道員/ラブ・レター ながやす巧 浅田次郎starstarstarstarstarひさぴよ浅田次郎の短編小説「鉄道員」「ラブ・レター」の2作品を、ながやす巧先生が漫画化して1冊にまとめた作品。 究極的に美しい表現、真に迫った人物描写により、原作や映画以上の感動があります。(小説版は良くも悪くも、いつもの浅田次郎節で読んでしまって、そこまでの感動はなかったのと、映画版はもちろん良い映画なのですが、高倉健さんの存在感が強すぎるのと、広末が苦手だったのでちょっと…) 巻末あとがきにて、浅田次郎氏から作品への惜しみない賞賛が送られており、「芸術観が覆った。神ですらこれほど美しい風景は容易に造れぬであろう。」と芸術性の高さを論じています。また、「後世に残るとすれば漫画作品の方であろう」とまで言わしめてしまうから凄い。そして後年、「壬生義士伝」でもタッグを組むことになります。 電子書籍になっていない為、読むなら手に入りやすい文庫本を買うのが良いですが、できることなら単行本サイズで読みたい作品です。 <<345346347348349>>
俺の全く知らなかったアメリカの訴訟社会というものなんとなく理解させてくれた漫画。俺に真刈信二と中山昌亮に対しての絶対的な信頼感を植えつけた漫画でもある。 個人的に印象深い話は最初の「電話機のノイズ」 と「砂の匂い」日本側のルールとアメリカのルールの考え方などがわかりやすく説明されていた。 あと定期的に事務所のパートナーが変わるんだけどやっぱり一番好きなのはミスサマーかな。自分の夢に向かって居心地の良い事務所を退職するすげーいい キャサリン・アイリスのコンビも印象深くてや後はギャラのアップを提示したけど 条件を見て別の職場に行くという合理的な部分が今まで読んだ漫画ではなかったので良かった。