完結したマンガの感想・レビュー16272件<<112113114115116>>何でもありな4コマ漫歌 相原コージstarstarstarstar_borderstar_borderママ子紹介にもあったけど、四コマはこういうものっていう固定概念を無くさせる。 喜怒哀楽、人生で起こるあらゆることを4コマ漫画で表現する試み的な作品『漫歌』。 作者さんのシュールな感覚たまらないです。 オチがあるのかないのかみたいなものもあったりするけど、なんとも言えない無情感、思わずぷぷっとなってしまったり、あるある~ってなるのもある。 お暇な時にぜひ読んでいただきたい。好きなことでも山あり谷ありベーグル食べない?~幸せカフェごはん~ 野崎ふみこstarstarstarstarstar_borderママ子親子3人で生活していたが、お母さんは昔からの夢はカフェを開くこと。 念願かなってオープンするも売れなかったり売れすぎたり。 大好きなベーグルを作るために家庭をかえりみない行動だけど、 銀行員の旦那様からアドバイスもらって、 大学生になる娘さんも手伝って、なんだかんだでいい形に。 固かったり、パサついてたりしてあまりベーグルは好きではないのですが、種類豊富なベーグルたちがが美味しそうで食べてみたくなりました。初期のいましろたかし ハーツ&マインズ+ザ★ライトスタッフ+その他の感想 #推しを3行で推す初期のいましろたかし ハーツ&マインズ+ザ★ライトスタッフ+その他 いましろたかしstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 「僕たち私たちのナンパ」と「野生の証明」と「LIVE!ヤマギシ」は何回読んでも素晴らしい。「野生の証明」は調子悪くなって時にたまに真似するぐらい気に入ってる。 ・特に好きなところは? 「手前なんかに卑しい街を行く・・・野武士の気持ちがわかってたまるか」このセリフが素晴らしすぎるね あと「中野の友人」かな。これ読むとなんか感動する ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! むちゃくちゃ好きな人と少し読んだだけどもういいかなのどちらかになる漫画だとは思うね 主人公たちは最初から優秀過ぎる。人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 川上真樹 富士伸太 黒井ススムOsamaBinLadenこうした世界観で見ていると主人公たちは「落ちぶれた」というほどの痛手には見えない。それは主人公の「ニック」をはじめできたサバイバーズ全員「出来た」存在だからではないか。自分に伸びしろが無ければ冒険者パーティやそれなりに地位のある存在がしくじって吠え面を書けば「ざまぁ」と思うはず。素直にお互いの境遇を「不幸」として受け止めて他人事にしていない時点で彼らは何処へ行ってもやっていける性根であることを表している。世界を救う「ようです」というタイトルもこういった人間性は世界にとってメリットでしかないことを表している。 これは百合なのか?ナメられたくないナメカワさん 阿東里枝名無しコミック百合姫掲載作品ですが、連載当時は百合姫に連載してたにしては何もかも場違いな印象が強く非常に判別に困った作品でした。 良くも悪くも勢い任せのギャグとパロディネタばかりなので、非常に人を選ぶと思います。好きな人にはいいかもしれませんが、駄目な人はとことん受け付けないと思います。私はどちらかというと後者でした。 委員長のナメカワさんに対する態度は愛情表現とは言い難い下品なセクハラめいているものばかりなので、苦手な人はかなり厳しいと思います。『本の雑誌』立ち上げを描く、出版業界マンガ黒と誠 本の雑誌を創った男たち カミムラ晋作六文銭この手の業界漫画が好きなジャンルなのですが、今度は『本の雑誌』という、いわゆる小説の書評を掲載する雑誌をつくった椎名誠と目黒考二2人を中心に描いた話。 わたくし、これを読むまで、そういう雑誌があることを存じてませんでした。 ネットがない時代、情報はこういう雑誌が担っていたんだと痛感します。 また出版業界もイケイケだから、本は沢山うまれてくるわけで、その中から選定して紹介する、そしてそこにニーズを見出す慧眼はうなります。 最初は、2人で500部から自主制作かつ自腹でスタートして・・・というのもアツい。 何か大きなムーブメントになったものも、最初は小さな、本当に小さな個人の情熱だったりするの好きなんですよね。 ここに打算とかなく、まじりっけなしの純粋な動機だけで人を動かす感じ。 昭和の親父にはビンビン響きます。 雑誌や本とか、創り手の思いがこもったものは、それがなんであれいいもんだなとあらためて思いました。 とりあえず、御託はいいから、形にしてみるって大事ですね。 もともとの知名度のある2人に興味ある人はもちろん、出版業界全体の歴史に興味ある人はおすすめします。かわいいだけじゃなく、なんですか!可愛いだけじゃない式守さん 真木蛍五starstarstarstarstar_borderゆゆゆ「かわいいだけじゃなく、キュートっていいたいの?こんなかわいいキャラクターだし」と、兼ねてからタイトルをやさぐれて読んでいたのだけど、まさかこんなお話とは。 式守さん、まじイケメン。 女だけど、イケメン。 女性向けでありそうな、ふとした時にドキッとしてしまいそうな、男性キャラクターのかっこよい仕草。 それをかわいらしい式守さんという女の子がやってのける。 心意気というか、性根というか、内面から溢れ出るイケメンっぷり。 女の子女の子したキャラクターなのに、イケメン感があふれているシーンは顔つきが男性的。 ギャップにまたやられてしまう。 読まず嫌いはもったいない。 無料分が多いこの機会に、読んだことがない方は是非一読を。 まさか泣かされるなんてかしこい猫もも太 中田あも六文銭もも太というなぜか喋れる猫と、ギャルのアミの日常系ギャグ漫画。 もも太が突拍子もないことして、失敗しながらも憎めない愛くるしさでまるく収まる感じ。 また、しゃべれるだけでなくスマホとかSNSとか動画撮影とかもするので、猫というよりは、小さい子供みたいな感じ。 と、いった展開で、ゆる~く読めてクスリと笑える内容がメインだったのですが・・・1巻最後の話で、2人(正確には1人と1匹だが)の出会いがあって、これがもう号泣。 また、2巻の最後も同様のシーンを、今度はアミの目線で描かれてこっちも号泣だった。 2人ともまともな環境で育ってないのに、お互いを思いやり大事にしている様子がバシバシ伝わってきて、絆の強さにとにかく感動した。 出会えて救われたのは、お互い様なのだ。 悲惨な環境から抜け出せて、そう思える人に出会えて本当に良かった。 ほのぼの系かと思ったらまさか泣かされるとは、と良い意味で期待を裏切られた作品でした。 2巻完結ですので、サクッと読めるのもおすすめです。人間の在り方を学ぶ作品愛ってなぁに? くりた陸starstarstarstarstar_border野愛約30年前の作品なので違和感を覚える点も多々ありますが、LGBTや家族のあり方など現代にも通ずるテーマが描かれています。 ごく普通の女子高生が、父親の再婚相手の弟と暮らすことになり恋愛や家族関係など悩みながら本当の愛に気づいていくお話。 心と体の性別が違う人や恋愛対象が同性の人もいるということはわかっていても、つい自分のものさしに合わせて話をしてしまうことがあります。 この作品の主人公も差別意識があるわけではないのですが(現代の価値観に合わせるとアウトだけど)無意識の言動で人を傷つけている場面があり、かなり身につまされます。 自分と他者の違いに気づくこと、相手を尊重すること、形にとらわれないこと…くりた陸先生らしい爽やかで暖かい視点で大切なことを教えてくれる作品です。役者志望の男、実家の葬儀屋で働く。しめっぽい話ですが 小田扉名無し役者志望だけどなかなか芽が出ず、あろうことかバイト先が夜逃げし急に無職。仕方なく、お金のためだけに実家の葬儀社で働くことにするが…という小田扉の新連載。最初はポンコツ息子の成長を描くのかなと思いましたが、それだけでなく、同じ葬儀社で働く同僚や仕事を通して出会う人々のドラマが描かれるという印象。嫌な思いもたくさんする仕事だと思いますが、社長である父と主人公の息子が明るいキャラなので楽しく読めます。 役者になるのは諦めてないですが、実家を次ぐことになるのか、どうなのか… 中学生の永沢君永沢君 さくらももこstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。男の友情ちびまる子ちゃん―大野君と杉山君― さくらももこstarstarstarstarstarmotomi少しこわいけど何事にも一生懸命な大野くんと杉山くん。 このお話は私も大好きです。 大野くんや杉山くんみたいな正義感があって強い人がいたら、クラスにいじめとかなさそう。 男同士の友情っていいなぁ。と思いました。 薄い馴れ合いとかじゃなくて、いざというとき助け合える関係って本当に素敵だと思いました。 読み終わった後、温かい気持ちになれるお話です。長編だけどおもしろいBASARA(バサラ) 田村由美starstarstarstarstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。 見た目とのギャップてんちょう、ダメ、絶対 柴なつみstarstarstarstarstar_bordermotomi面白いです!表紙とタイトルだけだと想像できなかった内容でした。 1話では、おじさま好きの女子大生ヒロインが見知らぬ素敵なおじさまに助けられて…という普通の?女性漫画の始まり方だけど、その後の急展開からの話が進むごとにヤバさが増していく感じが面白いです。 毎話どこかで笑ってしまいます。 女性漫画らしからぬ劇画タッチな表紙に抵抗があって読まずにいる人もいるのかなーと思うともったいないと思いました。 ギャグ漫画っぽいけどきゅんもあり読んでいて幸せな気持ちになれます。男女逆転わたしのお嫁くん 柴なつみstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi仕事は出来るけど私生活はズボラで汚部屋暮らしの先輩と先輩に憧れていて家事全般得意な後輩くんの同居生活で、先輩の天然さ?男女が一緒に暮らすことに対する無防備さ、後輩くんを男ではなく嫁(=家事全般やってくれる人)としか見ていない鈍感さが不思議とイラッとしないです。 仕事ができる女性=家事ができるのなら、男性もそうあって欲しいと思いました。前作もよかったけどこっちも楽しい東京タラレバ娘 シーズン2 東村アキコstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi初代の東京タラレバ娘と違うので楽しめます。 現代ながらの生活スタイル、価値観に悩みながら自分らしさを模索して生きる女性のリアリティな漫画です。なんとなく過ごして30代、他人事ではない気がします。たまにギャグもおりまざる哀愁シリアスがいいです。 これと言った夢や目標のなかったヒロインが、小学生の時に埋めたタイムカプセルをきっかけに夢に向かって漠然とではあるが進み出す。続きが気になるし、応援したいです! おもしろいバキ 板垣恵介starstarstarstar_borderstar_bordermotomiバキの中でも一番このお話がすきです。 登場してくるキャラ達が豪華だし、いつどこからくるかわからないてきたちがまた面白くてすきです。 強さや戦いの内容に現実味はまるでないぶっ飛んだ内容がおもしろいです。なにか目標があるわけでもなく現れた敵と戦っています。 絵はグロテスクで気持ち悪いし話もめちゃくちゃで、色々突っ込みどころ満載ですが、本当に面白いと思います。憧れベイビィ★LOVE 椎名あゆみstarstarstarstar_borderstar_bordermotomiせあらちゃんの柊ちゃんを一途に想う気持ちと大胆な行動力が素敵で、いつか私もこんな恋愛してみたいと幼いながらに思っていたのを思い出しました。 大人になってから見ても全力で恋してるせあらちゃんはやっぱり可愛いし、応援したくなる気持ちは変わりませんでした。 年上の、背の高い人に恋するの、憧れでした。 とにかくせあらちゃんが一生懸命でかわいくて。当時はライバルの柊ちゃんの同級生たちを、おばさん!って思ってました。笑 柊ちゃんの態度にもやもやすることもあるけど、幸せな結末で、何度読んでも楽しく読めます。裏切らない下弦の月 矢沢あいstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi矢沢あい先生の作品は恋愛モノ友情ものが多いけど、「下弦の月」はそれに加えてミステリーもプラスされて、え?どうなるの?イヴは誰?なんでアダムと美月が出会えたの?時系列は?などなど…謎もいっぱいです。 ちびっ子4人の駆け回る姿に泣けてきたり、さやちゃんとまさきくんの関係とか、ほたるちゃんと医院長の息子くんにもっと仲良くなれ〜とか…可愛い恋模様もあったり、それでいてシリアスなのに、ちょいちょいお得意のギャグの掛け合いもありで裏切らない安定ぶりです! 面白いのでぜひオススメです!! 温かい気持ちになる作品ですばらかもん ヨシノサツキstarstarstarstarstar_borderあいざっく主人公の半田先生が書道家の漫画は読んだことがなかったのですが、 厳しい書の世界と島でのスローライフが上手く組み合わさっていて、 読み応えがありました。 書道家の真面目なお坊ちゃんがどんどん島での生活に馴染んでいき、 翻弄されながらも、なるを始めとする島民達に懐かれ、受け入れられていくのが見ていて温かい気持ちになります。 個人的に、中高生チームが何気に半田先生に懐いているのが 可愛くて好きです。 島暮らしの酸いも甘いも描かれていて、 大変そうだけどこういう田舎暮らしも良いなと思える作品だと思います。 私が経験した田舎での暮らしと共通するあるあるもあり、 懐かしい気持ちにもなりました。 ストーリーがしっかりしているのですが、 ギャグ要素も大いにあり、楽しみながら読めますので、 ぜひ色々な人におすすめしたいです。鬼教頭と思いきや...腐男子教頭は隠したい。 岸谷轟名無しとにかくゲルシーさんがおてんばで可愛い笑笑 ゆり先生が守ってあげてほしい。「お前たちの生き様は俺が見てるぞ」と言ってやりたい初期のいましろたかし ハーツ&マインズ+ザ★ライトスタッフ+その他 いましろたかし名無し世が浮かれてたバブル期。その輪に入れない若者たちが「俺だって…」と、懸命に行動するが、全て空回り ボロアパートから電話帳片手に、片っ端に女性にイタ電し、電話口に出てきた彼氏から怒鳴り説教 一念発起してディスコへ行けば、自分の場違いさに怯えつつ「楽しまなきゃ…」と、緊張と照れと共に不器用に必死に体を動かす あと、いましろ作品を愛する著名人たちのコメントも収録されています 漫画家・新井英樹 「俺が独裁者なら、『いましろたかし』で笑えない奴、泣けない奴は全員死刑にします。」 ピュアだが「糞尿垂れ流し」感大ありのカップル終末の人類に文明は必要ですか? TALIOsamaBinLaden長文失礼します。 このストーリーにはなぜか魚の名前がついている「カサゴ」「メバル」の二人が主人公。その登場人物ほぼ全員必要最低限の思考と語彙しかないしゃべり方をしていてぶつ切りでゆるい感じである。だが物語自体はかなり不穏である。まず最初に出会ったカサゴや「天使」の連中は「神」の名のもとに電子機器などの文明を奪い取っていた。その傲慢な姿勢はナイジェリアのイスラム過激派「ボコ・ハラム”西洋教育の罪”」を彷彿とさせる。彼らも「女子供を楽園に行かせる」という名分で自爆テロ要員確保のため誘拐にまで手を染めていた。そのカサゴだが文明を集めるためなら躊躇なく銃を手にする手際の良さから実際に何人か殺めているのだろう。メバルも最初カサゴと会った際に性交と引き換えに食べ物をねだっていた。その手慣れた様子から彼女もすでに何人もの男から(成果)にありつけたことがうかがえる。 そんなモラルもデリカシーも根本からない「糞尿垂れ流し」という言葉がお似合いの二人だが決して下劣ではない。「レジスタンス」という武装勢力と取っ組み合いの場面ではラジカセから聞こえる音楽に二人そろって涙を流し、カサゴはメバルが歌う姿を見て「所詮素人だ」とけなした次の場面ではいきなり崩れ落ちて号泣し「泣いてる…アタイ泣いてる!」と一人称まで変わるほど動揺する。さらに二人の仲にも変化が起きる。メバルがセクハラじみたからかいを言われると「私はカサゴとしか”しない”」と本人の前で言ってカサゴを赤面させていたし、文明(ゲーム機)を奪おうとするカサゴをメバルが泣いて止めたのに対し、父親の死に関係した人間を前に逆上したメバルを今度はカサゴが止めていた。お互い「大切な人に一線を越えさせたくはない」「この人と一緒にいたい」という感情が芽生え始めている。むしろ二人はピュアな方だろう。これからどう物語が進むのか見当もつないが多分バッドエンドでも二人はお互い笑っていけそうな気がする。昔読んでた懐かしいハンサムな彼女 吉住渉starstarstarstarstar_bordermotomi昔、胸をときめかせながら読んでました!未央と一緒になってクールな一哉に恋して、そのセリフひとつひとつにドキドキしていました。 あの頃の高校生と大人になった今の高校生じゃ全然違い、もうあの頃と同じように読むことはできないと思うけど、あの時の純粋な憧れ、ときめきが懐かしいです。 今の若い人にも読んでもらいたい漫画です。 <<112113114115116>>
紹介にもあったけど、四コマはこういうものっていう固定概念を無くさせる。 喜怒哀楽、人生で起こるあらゆることを4コマ漫画で表現する試み的な作品『漫歌』。 作者さんのシュールな感覚たまらないです。 オチがあるのかないのかみたいなものもあったりするけど、なんとも言えない無情感、思わずぷぷっとなってしまったり、あるある~ってなるのもある。 お暇な時にぜひ読んでいただきたい。