少女マンガの感想・レビュー3719件<<96979899100>>今読んでも面白い懐かしの作品飛翔伝説 ひたか良名無し子供の頃にひたか良の作品が好きで、なかでも特に印象に残っていた漫画です。今では手に入りにくい本なので電子化されていて嬉しいです。 この頃に多かったと思う先祖返りモノで、主人公が強くて格好良い。久し振りに読むと結構忘れてしまっているところも多かったので、新鮮な気持ちで読めました。今でも十分に面白いので、色々な人におすすめしたい作品です。キュンキュンします。…こっちにおいでよ。 Mariaaicoキュンキュンします。複雑な設定ながら、キュンキュンするどころの描写や背景はすごくて、読んでて止まらない。そして絵が綺麗で、未成熟に引きつづき読んでみて、Mariaさんの漫画好きだなってこの作品で気づきました。長編ファンタジーの大傑作暁のヨナ 草凪みずほ名無し日本でも有名だけれどスイス人の友達に勧められとても気になっていた作品。高華王国の皇女ヨナを中心に描かれた架空世界に深く引き込まれてしまう壮大なストーリー。ヨナとスウォンとハクはとても仲の良い幼馴染で、スウォンはヨナが愛するイトコだったはずなのに、まさかスウォンにこんな計画があったなんて。若干16歳のヨナのこんな辛い体験を考えただけで苦しくなってしまった。城を追われたヨナはハクに助けられ逃亡生活を送る事になるのだけど、その厳しい経験でヨナが強くなっていく姿はさすが皇女と感心する。王家の生き残りの彼女がハクと共にどうやって四龍の戦士達を見つけ、王国を取り戻すことが出来るのか、謀反人となったスウォンを許す事が出来るのか、一度読み始めると止まらないです。平安時代の現代っ子瑠璃姫のラブコメディなんて素敵にジャパネスク 山内直実 氷室冴子名無し1980年代の懐かしい人気ベストセラー小説のマンガ作品。平安時代が舞台ながら現代言葉で現代と同じ考え方をする主人公瑠璃姫のセリフに大きく納得しながら読んでしまう楽しいストーリー。その時代には16歳ともなれば誰でもお嫁に行く年齢、でも瑠璃姫は別。父親の遊び好きに泣かされたお母さんが可哀想、独身主義がなんでいけないの?なんて言う現代っ子の様な瑠璃姫に「その通り!」とは思うものの、平安時代の男性には理解不能かも。原作者の氷室先生が、瑠璃姫と同じ様に親からしつこく結婚を勧められた実体験から生まれた設定、それがより親近感を覚える。初恋の君、吉野君との再会はどうなるのか、幼馴染で年下の高彬と理想の結婚生活が出来るのか、特に歴史物好きには興味深く面白い、現代風の平安ラブコメ作品。 不貞で不将な兄ですが不貞で不埒な兄ですが。 白石ユキ名無しおもしろい爽やかな箱庭ファンタジー読切花ゆめAi 迷路庭園に死を 草川為無用ノスケ子ガラガラ声を持つジェマと、庭に囚われた妖精のお話。タイトルにある「死」を連想するような雰囲気はなく、爽やかで幻想的なファンタジー作品です。 結構昔に描かれた読切(2014年のLaLa7月号掲載)を花ゆめAiレーベルで電子書籍で販売したもの。ページ数は40pと少ないですが買って正解でした。 名前や設定から察するに、草川為先生の新作「もっけの箱庭」のベースになってる作品なのでしょうか。そちらも読んでみたくなりました。原作の方が面白いかも逃げるは恥だが役に立つ 海野つなみななし先にドラマを観てしまっていたので、原作の漫画を読んでみるとドラマとはまたちょっと雰囲気が違って面白かったです。パロディやオマージュがあちこちにちりばめられていて、ギャグ色もドラマよりも濃いように感じて私はこちらのほうが好きです。みくりのキャラがさらにクセがあるというか、変わり者なのが強調されている感じです。 ある愛の物語10万分の1 宮坂香帆ソラ凄く可愛い高校生の恋愛物だと思った。莉乃と蓮、本当にとてもお似合いの可愛いカップルのはずだった。普通に楽しい付き合いを一緒に送って行くものとばかり思っていた。タイトルの10万分の1はそういう意味だったのか。ALS筋萎縮性側策硬化症という病気が幸せな高校生カップルに忍び寄る…素敵な出会いをくれた神様「オレはあんたに礼を言いたくてぶん殴りたくてぐちゃぐちゃだよ」この言葉の蓮の思いが胸に突き刺さる。素敵なラブストリーで有り、悲しいラブストリーでも有る。読み進むにつれて悲しくなっていくかもしれない、でも本当に素敵な愛を教えてくれる。多くの人に読んで欲しい莉乃と蓮の物語。キュンとなるシーンが満載好きっていいなよ。 葉月かなえ名無し子供の頃の出来事のせいで人を信じられない主人公・めいの前にあらわれた男の子はイケメンでモテモテだけどちょっと変わり者です。彼と出会い、ひょんなことからアプローチを受けるうちにまた人を信じてみようかなと思い始める、そんなめいを応援したくなりますし、めいを守ってくれる男の子にキュンとなります。いじめ問題も少し描かれていて、普通の恋愛まんがとはちょっと違うなと思いました。フタバスズキリュウじゃなくて、フタバサウルス映画ドラえもん のび太の新恐竜~ふたごのキューとミュー~ 川村元気 藤子プロ ときわ藍名無し実はまだ読んでいないのだが、ラジオの紹介が面白かったので備忘録的に投稿。 のび太の恐竜(1980年版)を映画で見ていた自分は相棒のピー助をフタバスズキリュウの名前で記憶していたが、どうやら2006年に正式な発見として認められ、フタバサウルス スズキと正式に登録されたらしい。 ので、本作登場のキューとミューという二匹の相棒の恐竜はフタバサウルスなのだとか。ここらの詳しい話は映画ではしてくれないらしいので、コミカライズを読んでるかの判断に使えるかも、とのことだった。ちょっと興味わいたなー 「眼差し」と「間」で描く恋愛の強度名前はまだない かずまこをあうしぃ@カワイイマンガかずまこを先生の作品は、登場人物の強い「眼差し」にやられることが多い。 『純粋アドレッセンス』のななおの向こう見ずさ、『ディアティア』の睦子の、純粋に相手を知りたい感情、『さよならフォークロア』の二人の、現状を乗り越える意思etc……彼女達の「眼差し」が伝える強い感情に胸を打たれ、動悸が止まらなくなる。 彼女達に見つめられた者は、時に目を逸らし、時に見つめ返す。表情を僅かに変えながら、その「間」で思考を巡らせ、言葉を返す。 交わす気持ちの、伝わらなさがもどかしかったり、ふと通じる瞬間にときめいたり……いずれにしても、二人の「間」そのものが愛おしい。 かずまこを先生の作品の描く「眼差し」と「間」は、この短編集『名前はまだない』の各掌編に端的に描かれている。 まずこの短編集で、かずまこを先生の「眼差しと間の強度」を知るのもいいと思う。連載作品にも全く同じ強度があるという、その贅沢さをお伝えしておきたい。 ●3秒ルール 相手の言葉に、返事するまで3秒以内。言葉に詰まったら負け。 ●uracoi 睨んでからコミュニケーションする女子の、佇まいに惚れる。でも告白してくれたら、眼を逸らすなんて……。 ●恋はお静かに わたしが頭を打ったら、寡黙な委員長の饒舌な脳内がダダ漏れ? ●消し去る恋と願いごと 片想いしている先輩が、急に明日スイスに引っ越し!?先輩は私の秘密の願いを知りたがる。 ●名前はまだない(recalculation、interim solution含む) 本心を隠して周囲との距離を楽しむ優等生女子は、ぶっきらぼうな孤独女子が気になる。気を引き、距離を縮め、駆け引きするも、彼女はなかなか厄介で……。 ●匿名プロローグ 保健室の先生と女子生徒の恋物語『純粋アドレッセンス』の冒頭エピソード。大人同士の友情があたたかい同居物語。恋にならないシェアハウス 望月桜名無しまったく接点のなかった20代の男女が、ある一軒家で共同生活をする物語です。もともと男性2名と女性1名が住んでいた家に、主人公のOL・真奈が引っ越してきます。最初はごくごく普通に生活している4人なのですが、話が進むうちにそれぞれが持っている事情が明らかになるところが面白いです。 人生の中で思いがけないことが起こったり、捨てられない過去があったり、登場人物それぞれの気持ちに共感できるところがありました。4人それぞれに違う事情があるので、誰かしらに感情移入できるんじゃないかと思います。恋になりそうでならない瞬間があるのもドキドキ。素直でかわいい。こんな人と友達になりたい!カズン いくえみ綾名無し高校を卒業してフリーターになった、つぼみ、通称「ぼんちゃん」が恋を知っていくお話。ぼんちゃんが素直でいい子で、特に何か変わったところがあるわけじゃないけど、人の話をよく聞いて、人の気持ちを考えて、自分のメイクやおしゃれも、マイペースで前向きにがんばれる子。こういう人と友達になりたいなーって思える人です。だから、ぼんちゃんをかわいいなって思ってくれる年上のバツイチ男性とか、バイト仲間の男子とか、まわりに恵まれるんだろうな。いい人がたまたまいたんじゃなくて、ぼんちゃんがいい子だから、まわりに愛されるっていう気がします。読んでいて、すごく応援したくなるストーリーとキャラクターです。 ケータイとかはちょっと時代を感じるけど、高校卒業の前後の女の子の気持ちは今読んでも色褪せないので、自分磨きとか出会いに臆病になってたり、一歩踏み出せないっていう人は、読んだら共感できるんじゃないかな、と思います。 ストーカーホラー男、不気田くん不気田くん 犬木加奈子名無し犬木先生のストーカーホラー男、不気田くんの不気味な愛のお話。 最初は不気田くんに理不尽に破滅させられる女の子たちが可哀想で胸糞な話なのですが段々と純愛になっていき、不気田くんの悲恋物語に変わっていきます。 犬木先生は少女ホラー漫画家というイメージがありますが男性が主役というのも一風変わって面白いです。世界が恋する男前ヒロイン故意ですが恋じゃない 浅野あや名無し一匹狼的な存在の女子に、同級生男子と先輩男子がベタ惚れするのが面白かったです。10代が主役の恋愛漫画だと女子が男子に恋する展開が多いと思いますが、この漫画はひと味違います。誰にでも激辛対応でぶれない男前女子・大橋梢の行動には爽快感がありました。他人とつるまず、世間に流されず、嫌なことは嫌だとはっきり言う梢はかっこいいと思います。梢にふり向いてほしくて頑張ってしまう男子生徒の姿も良かったです。これぞいま読むべき青春群像劇の代表作 #完結応援群青のアンサンブル~2年3組の生徒たち~ 遠野由来子nyae2巻で完結しているので、騙されたと思ってとにかく読んでみてください…とまずは言いたい。 これは恋愛のときめきを描いた青春というよりも、「自分らしさ」を見失わないように懸命に一瞬一瞬を謳歌する高校生たちの群像劇です。「自分らしさ」と一言でいうとなんだか薄っぺらい気がしてしまうのですが…。 例えば、あのときもっと信頼できる人が身近にいたら、もっと本心をさらけ出せていたら、好きなものを好きと言えていたら、人に合わせたり流されたりだけじゃない青春が送れたかもなあとか、そういう「あと一歩踏み出してればもう少し楽しかったかもしれない青春」に身に覚えがある人にとくに読んでほしい。 個人的な思い出でいうと、高校生活で出来た友人ほぼ全員と卒業式を境に一切の連絡を取らなくなり「そんなもんなの?」とちょっと思ったことがあります。当時は何も思わなかったんですが、今思えばどんだけ中身のない高校生活だったんだろうとゾッとすることもあります。なにかが違えば、そんな薄い関係の友達だけじゃなかったかもなーとか思ったりしましたね。 青春を描いたマンガは星の数ほどありますが、これはそのジャンルの中でももっと評価されるべきと思っています。 「捻くれた漫画しか読みたくねぇんだよ」という人にはオススメしませんが、それ以外の人にはオススメします。 クスッと笑える、ほのぼのファミリー漫画アララさん みつはしちかこ名無しかつて大ブームを起こした「ちいさな恋のものがたり」の作者、みつはしちかこ先生のほのぼのファミリー漫画です。今回、「ハーイあっこです」も描かれているということもはじめて知りました。長年渡ってご活躍されているその凄さにも感動です。 漫画家のお姑さん"オヨヨさん"はおっちょこちょいで天然。お嫁さんの"アララさん"は明るいしっかり者。時々、お互いの失敗に呆れたり、辛口のコメントを口にしたりするのですが、困った時にはお互いに助け合ったり、フォローし合ったり、といいコンビぶりを見せてくれます。お姑さんとお嫁さんというより、お母さんと娘って感じかな。なんだかとっても良い関係で、羨ましくなります。かと言って、単に漫画の世界の夢物語に終わらず、結構現実味を帯びた"嫁&姑のあるある"シーンも多いんですよ。ただ、それに陰湿さを感じさせないのは、みつはし先生の作品らしく、どのキャラクターの短所にも愛すべき点があるのを基本に描いているからだと思います。クスッと笑える4コマ漫画仕立てで、軽く読めるので、仕事の合間やちょっと疲れた時の気分転換にページを開いてみるのもおススメです。イケメン駅員さんと天然お嬢様の恋エキコイ-お嬢様は駅員さんに夢中-【単行本版】 七里ベティ名無しこういう設定はあまり多くありませんが、結構新鮮だなと思いました。主人公のほんわか天然キャラを始めとして、周りのキャラクターたちも個性が強くて楽しいです。 ピュアな恋愛の展開なので途中でラストが見えてきてしまうという点もありますが、それでもやっぱり先が気になってどんどん読んでしまいますね。懐かしい~!!ゆめ色クッキング くりた陸名無しくりた陸さん(お亡くなりになってしまいましたが)大好きでした!! 特にこの『ゆめ色クッキング』が好きで、よくコレ読みながらご飯とかおやつとか作ってましたね。 一番好きなエピソードは“虹色クレープ”です。自分では作れなかったけどシュワシュワのゼリーが美味しそうでどんな味か想像出来なくて…。食べてみたかったなぁ…。 南野さんと芹香ちゃんの恋愛も可愛くて良かったです。 久々に全巻読み直し出来て良かったです。 ついにレッサーくん爆誕!! 【本好き第三部3巻の感想】本好きの下剋上 第三部 椎名優 香月美夜 波野涼たか※ネタバレを含むクチコミです。高校生らしさが全面に出ていて、大人は逆に楽しめる私たちには壁がある。 築島治名無し高校生の幼馴染の話で、主人公の女の子はその気がなかったけど突然幼馴染から告白されてなんとなく付き合うことになるところから始まります。 唐突感はありますが、何も考えずに思ったままに恋愛していた自分の高校時代とかを思い出せて、恥ずかしいようなでもこういうの懐かしいなって思えます。 王道だからこそ、今現在アラサーの人には作品のテイストからいっても逆にマッチすると思います。難しく考えず、一気に読めるのでおすすめです。悲しい漫画人間に恋した鬼は咲う 雪森寧々名無しわりとシビアな恋愛をしています。シリアスなシーンも多いですがギャグが補ってくれているのでそこまで読んでて辛くないのが救い。綾人がリアリストな一面もあって恋愛ってきれい事だけじゃないんだなぁって思います。悲しいけれど、絵が綺麗なので読んでて楽しい漫画です。 ゆずゆちゃんが可愛いすぎる!!愛してるぜベイベ★★ 槙ようこ名無し学校で大人気のイケメン結平くんが、保育園児のゆずゆちゃんを母親代わりとなって面倒を見ていく漫画です。見どころは、やはりゆずゆちゃんの可愛らしい姿です!こんな子どもがいたら私も可愛がりたいなってつい思っちゃいます。また、結平くんが愛情深くゆずゆちゃんの面倒を見ることで、2人の関係が深くなっていくところも素敵です。月曜の呪いを、惑わぬ恋が解く。さよならフォークロア かずまこをあうしぃ@カワイイマンガその女子校で、まことしやかに囁かれる噂。月曜日に女子に触れると、心中した生徒に呪われる……皆がその噂に怯える中、転校生の真白は、タブーを犯す様に皆とスキンシップを取り、恐れられる。 何故そんな事をするのか……真白の涙と本心を見てしまった先輩の高瀬は、真白に惚れつつも、彼女の願いを叶えてやろうとする。 真白の願いは…… 「恋人のふりをして」 ♡♡♡♡♡ ある目的の為にタブーを犯す真白。自我を通す彼女の真っ直ぐさは(強気な時も涙する時も)最初から最後まで、強烈だ。 先輩の高瀬をからかううちに、変化していく真白だが、その時々の真っ直ぐさは変わらない。 一方、そんな真白に惚れ、彼女の願いのために何かしたいと願う高瀬は、次第に従順な生徒の群れから離れ、自分の意思を表明する様になる。最初弱々しかった高瀬の視線は、次第に強い眼差しとなり、恋と決意の表情にドキッとさせられる。 大切な人の為に、強く真っ直ぐであろうとする二人は、学園の呪いに打ち克つことが出来るのか……。 高瀬が入れられた反省室に隠された、過去の恋人達の手紙など、謎めいた雰囲気に心ときめく。手紙のイニシャルが仄めかすものとは……分かりにくいけどそれがいい!<<96979899100>>
子供の頃にひたか良の作品が好きで、なかでも特に印象に残っていた漫画です。今では手に入りにくい本なので電子化されていて嬉しいです。 この頃に多かったと思う先祖返りモノで、主人公が強くて格好良い。久し振りに読むと結構忘れてしまっているところも多かったので、新鮮な気持ちで読めました。今でも十分に面白いので、色々な人におすすめしたい作品です。