少年マンガの感想・レビュー7878件<<280281282283284>>笹寿司!!!だけじゃなくて、ちゃんと面白いよ将太の寿司 寺沢大介名無し笹寿司の悪行が有名な漫画。 とはいえ、笹寿司だらけの話かというと実はそうでもない。最初の最後でとてつもなく邪悪なことしてるから、そのイメージが強いだけ。 納豆を作ってる家で生まれた子供の回をよく覚えてる。あのイジメはちょっと心に来た。が、料理をすればイメージが変わる。子供に悪いイメージを払拭させたこの回は、料理の可能性をしっかりと伝えてくれた回だった。 黒木が無双して終わったケンガンアシュラ だろめおん サンドロビッチ・ヤバ子名無し※ネタバレを含むクチコミです。「できない」に寄り添ってくれる主人公ぼくたちは勉強ができない 筒井大志ニワカ努力家の主人公が、天才美少女達の「できない」に寄り添う話。超面白い。驚いたのはラブコメの為に動かされているキャラがいない事。どの人物も自身の考えや想いで行動していて、それが結果的にラブコメになってる。こういう漫画がずっと読みたかったんだ連載時を忠実に再現したオリジナル版が復刊されるらしいやけっぱちのマリア 手塚治虫名無しhttps://twitter.com/fukkan_com/status/1097736185705709570 予価7344円。お高いけど欲しいね 最恐女子高生!デストロ246 高橋慶太郎さくらスピード感あふれるバトルと、かわいくって殺気ムンムンの女子高生による殺し合い!! 殺し屋モノって読むと、闘争心をあおられてステキ。粗削りだけど面白い少年漫画クロガネ 池沢春人名無し※ネタバレを含むクチコミです。完結が早すぎる探偵が早すぎる 三月薫 井上真偽名無し原作の内容を使い切っちゃったのかな? にしても二巻で終わりか~ 金剛寺さんを読んだ人はぜひ読んでほしいとよ田みのる短編集 とよ田みのる名無しとよ田みのるの短編集。 「素敵な面倒さん」「CATCH&THROW」「ヒカルちゃん」「等価なふたり」「片桐くん」の五作が収録されている。 中でも注目したいのは「素敵な面倒さん」。メドゥーサの面倒さんが、宿敵を倒すためにギリシアから転校してくるという話だが、どこか「金剛寺さんは面倒くさい」とも通じる絶妙な面倒くささと可愛らしさを持っている。あの作品が好きだったならばぜひとも読んでほしい。 思ったよりヤバい奴だった有害指定同級生 くろは名無し内容が思ったよりヤバくって、普通にひいてしまうのだけれど、なぜか毎週読んでしまう。しかも慣れてくるのが怖い。純粋に楽しみだったSporting Salt 久保田ゆうと名無しジャンプの短命漫画としてしばしば名前が挙がる本作。異端かも知れないが、当時から純粋に好きだった。あえてスポーツ科学という扱いにくそうなテーマに挑戦した意欲作だったと思う。 ありそうでなかった異世界転生グッバイ!異世界転生 サイトウケンジ ぱらボら名無し流行りの異世界転生物のパロディ。こういう作品が世に出回るくらい「異世界に転生して活躍する物語」が市民権を得ていることを実感する。誰もが異世界ものを読んでいるときに一回は考えた(妄想した)ストーリーが形になっていて結構面白い。WORST外伝 ドクロを語ろう 【新連載スピンオフ】WORST外伝 ドクロ 髙橋ヒロシ きだまさし 高橋ヒロシ名無し月夜に散った“アイツ”の墓標に髑髏を背負いし一人の男が現れて…。 【著者】高橋ヒロシ きだまさし 【連載】別冊少年チャンピオン 2019年3月号〜 【発売】2019年2月12日 (「WORST外伝 ドクロ」「秋田書店HP」より) https://www.akitashoten.co.jp/b-champion 元祖・夢と空想の魔法少女マンガ魔法使いサリー 横山光輝たかたまたま漫画喫茶に完全版があったので読みました! 絵のデフォルメがかわいくて、キャラクターはコミカル。 サリーちゃんが人間界の風習を学んだり、パパを懐柔したり、カブをとっちめたり、ママに甘えたり…そういう一挙一動がただただ楽しい。 サリーちゃんのパパも魔術師ジョーも、キスで娘への愛情表現をするところが欧米風でとても素敵。なおパパは魔界の帝王なのにママには頭が上がらないという設定で、好きでもない人間界でお餅つきまでしちゃう、優しい…! 自分がサリーを読んで気になったのが、家族の描写です。 サリーとカブは人間で二人暮らし。よしこは両親共働きで、トンチンカンの面倒を見て家事をしている。同級生の小野さんは、お兄さんとお母さんの3人ぐらし。チェリーはアル中のパパに愛想を尽かして、お母さんが出ていってしまった。 16話の中に、多種多様で愛情深い家族が描写されていたところが印象に残りました。 横山先生自身は、「少女漫画はほとんどメロドラマばかりで、少年漫画のような『夢と空想』の漫画が少ない」ということでサリーを描いたと折返しに書いてありました。 やはり物語の土台として「家族」の描写がリアルだったからこそ、『夢と空想』がいっそう魅力的なものになったのではないかと思います。 現代まで続く少女向け漫画のエッセンスを感じることができる名作です! 画力以外全てに恵まれたマンガモブサイコ100 ONE名無しストーリー、コマ割、構図があまりにも上手い ホントに画力以外全てに恵まれてる 自分から超能力を取ったら何が残るのかというところは割とありふれたシチュエーションながら中々じーんと来た付き合ってからのもだもだ感を堪能したい百合好き諸氏に付き合ってあげてもいいかな たみふる兎来栄寿あ〜〜〜、いい百合です………………。 となりのヤングジャンプで『空気人形と妹』を描いてらした、たみふる先生が放った巨石は人から語彙力を奪い去るレベルの、大変美味なる百合でした。 女子大生同士でサクッと付き合う所までは行き、物語は付き合ってからの話が中心となります。百合に限らず普通の恋愛モノでも付き合う所がゴールという作品が非常に多い中で、異彩を放っています。しかしながら、その付き合いたての人間の葛藤やそれを取り巻く周囲の描写が非常に秀逸なのです。 純粋にヒロインたちがかわいいだけでない魅力を持っているのも良いですし、会話や演出のテンポ・緩急も絶妙で実に気持ちよく読めてしまいます。 結論がどうなるかではなく、純粋にただただ過程を至福の時間として楽しめる傑作です。ヒロインが可愛い湯神くんには友達がいない 佐倉準名無しヒロインのちひろちゃんと湯上君がいつくっつくのかなーということを楽しみに読んでいる。くっついてもくっつかなくていいが、きちんと段階を踏んで湯上君という変人を読者と共にちひろちゃんが理解していくのがいい。 ほわんとする舞妓さんちのまかないさん 小山愛子名無し読むとお腹がすく、というよりほわーとなる。もう少しいうとなんとなくゆっくり流れていく時間は尊いのだなという気持ちになる。もし肩書きをもったままだったら伝説の勇者の婚活 中村尚儁名無しファンタジーと言えば間違いなくファンタジーなんだけど、肩書きをとったら「何が残るの?」という意味では現実世界と通じている。ただ、確かに勇者という「肩書き」のみ惹かれて、言い寄ってくる女性と結婚するのは、様々な問題を引き起こすかも知れない。しかし、この物語の趣旨とは外れるかも知れないが、「肩書き」も含めて自分なのではないかな、とも思う。まぁ、難しいことはおいて、一話の女の子とか、勇者のまま婚活したら、どんな相手とどんな結婚生活をしたのかなーとは思う。懐かしい…伝説の勇者の伝説 長蔵ヒロコ 鏡貴也 とよた瑣織名無し自分がはまったライトノベルの一つ。漫画になってるだけでなぜか感慨深い。 超王道な少年漫画DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 三条陸 稲田浩司 堀井雄二名無し古典的なRPG好きな人は絶対好きになる名作。可愛さとかっこよさを両立した主人公、ヘタレだけど、いざという時は頼りになる相棒。魅力的な敵キャラに、マネしたくなる必殺技という少年漫画のお手本のような作品。 個人的に敵キャラを単なる「悪」にしないで、考えて行動して成長していく、というのがとてもいいと思う。なんというか表現できない面白さだ風の三郎 小山ゆうstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男あらすじは「これは10人の男達が50年もの長きにわたって命を賭けた悲願なのだ!」を叶えるために育てられた主人公を含む9人の仲間を集めて野球でUSAチームに勝つというがメインストーリーだがほとんどは仲間集めで終わってる。 最後のUSAチームとの対決はともかく仲間を集めるシーンだけはむちゃくちゃいい。最初の仲間の相撲取りを勝負する際の主人公の準備運動や各メンバーを仲間にするときにエピソードは小山ゆう作品が好きだったらたまらないものはある ハマるやつはすげー好きだと思うが、現代のリアルな野球漫画に慣れている人にとっては全く面白さが伝わらないと思う。 深イイ話でやってた渡辺竜王の漫画将棋の渡辺くん 伊奈めぐみなまこデラックス渡辺竜王の奥さんが描いてる漫画だってね ちょうどツボをおさえてきて好きモンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います ラルサン こるせ よっしゃあっ!starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)この話はゾンビものではないけど、 ゾンビものがなんで好きかって、かつてあった日常が破壊されて同じ人間や場所でさえ全く違う表情を見せてくるあの感じ。 それまで戦いやサバイバルを全くしてこなかったような人も必要を迫られ覚醒したり、狂気に飲み込まれたり、人を蹴落としたり、欲望のままに動いたりと、本性が剥き出しになっていく。 そして、いつ命が奪われるかも分からない中で紡ぐ関係性が刹那的で美しいのだ。 上のは、あくまでゾンビものの好きな点だが、この話は少し似つつまた違う文脈で語られているから面白い。 日常が一晩にして崩壊し地獄と化すのは同じだが理由は全く違って、どうやらファンタジーな世界の生物が現実に出現し、なぜか人間を蹂躙しまくっている。 しかもゲームシステムのごとく、モンスターを倒すと経験値が入り、レベルが上がり、スキルを獲得し、目に見えて分かりやすく戦闘力が上がっていくのだ。 現実を舞台としたサバイバルで読みやすいし、敵がゾンビ一種類とは違っていろんなファンタジー生物がいるし、ワクワクしないわけがない。 自分だったらどうするだろう、なんて考えちゃう。 現実の日常が蹂躙される「ゾンビもの」と、いわゆるファンタジーを舞台とすることが多い「なろう」の流れ、その中でもゲームシステムを組み込むタイプが上手く融合されていて、視覚的にも数値的にも成長度合いが分かりやすい。 いろんな面白さがあるけど、主人公が成長のスピードが速いとシンプルに楽しいものだ。 そして犬がかわいい。 総合的に単純な消費しやすさのレベルが高く、ライトな読み口で適度にちゃんと苦境に立たされるというとてもいい塩梅。 ハンターハンターのようなガツンと濃厚でのめり込めるストーリーを求める人には物足りないかもしれないが、優等生的な良さがあり万人受けしそうだ。 この読みやすさなら原作も読んでみようと思う。エモさ100%!ジャンプらしからぬサブカルロック漫画ロッキンユー!!! 石川香織たか「好きな人は好きだけど、嫌いな人は嫌いなマンガ」の典型みたいな作品。 学生時代『シラけた空気の中で、好きなことに真剣になること』を描いてるから、読んでて何か傷が開きそうになる人には面白くないかも…。 1話では、新歓イベントで1人で演奏する不二美を見た主人公のクラスメートが、「あれキモかったよなあ」と吐き捨てる一方、主人公はバンドの動画を検索し、部室まで乗り込んで意気投合し語り合う。 この『好きなことに真剣になること』は『キモいけどかっこいい』というメッセージが読み手にまっすぐ伝わる、素晴らしい1話の構成だと思う。 「青春と音楽」という全方向に強く刺さるテーマに加え、独特の絵柄。 ジャンプの泥臭い熱さとは全く方向性が違う、「サブカル系の熱さ」に満ちてるので、学生時代ロック聴いてた人間(特にナンバーガール)は、読んで当時の気持ちを思い出して布団の上で悶絶してください!!!<<280281282283284>>
笹寿司の悪行が有名な漫画。 とはいえ、笹寿司だらけの話かというと実はそうでもない。最初の最後でとてつもなく邪悪なことしてるから、そのイメージが強いだけ。 納豆を作ってる家で生まれた子供の回をよく覚えてる。あのイジメはちょっと心に来た。が、料理をすればイメージが変わる。子供に悪いイメージを払拭させたこの回は、料理の可能性をしっかりと伝えてくれた回だった。