「声を押し殺そうとしているのがいいな…」国の王子・スタンリーに惚れられ、花嫁候補となった辺境の民・ユズ族のマリナ。少しずつ彼に惹かれていったマリナだけど、正当な花嫁候補コンスタンスの策略により、スタンリーと彼女との結婚が成立してしまう。立場をわきまえ城を出たマリナは、道中オーガストと名乗る貴族に助けられる。彼はマリナの殺害を城から依頼されていたが、彼女を気に入るあまり殺せずにいた。しかも、マリナの身を守るため、彼女に自分と結婚するよう提案してきて――…!? うっとりするほど愛される超身分差ロイヤルLOVE!