あらすじ

※本作は、「男弐」(全10巻・集英社刊)を底本とした合冊版になります。戦国時代、江戸時代、幕末…。それぞれの異なる時代の中で、3人の男弐達はそれぞれの「今」に己の生き様を刻み、死んでいった…。一人は山本勘介。大恩ある主君・武田信玄を天下取りへと導くべくその身を賭した伝説的軍師。一人は服部半蔵。戦国の世より主君・徳川家康の影に潜み、走り続けた伊賀忍者。そしてもう一人は土方歳三。激動の時代の中、滅び行く幕府を守るべく自らの信念を貫き戦った非情のヒーロー。しかと見届けよ! これが男弐の生き様だ!
男弐【合冊版】(1)

※本作は、「男弐」(全10巻・集英社刊)を底本とした合冊版になります。戦国時代、江戸時代、幕末…。それぞれの異なる時代の中で、3人の男弐達はそれぞれの「今」に己の生き様を刻み、死んでいった…。一人は山本勘介。大恩ある主君・武田信玄を天下取りへと導くべくその身を賭した伝説的軍師。一人は服部半蔵。戦国の世より主君・徳川家康の影に潜み、走り続けた伊賀忍者。そしてもう一人は土方歳三。激動の時代の中、滅び行く幕府を守るべく自らの信念を貫き戦った非情のヒーロー。しかと見届けよ! これが男弐の生き様だ!

男弐【合冊版】(2)

※本作は、「男弐」(全10巻・集英社刊)を底本とした合冊版になります。武田、上杉両軍の総力を挙げて戦った川中島の戦い。しかし勝ちはしたものの、多くの敵兵たちを焼き殺し、謙信を討ち逃した勘介は、頭を丸めて一人国を出、沙羅にも知らせず消息不明となった。時を同じくして信玄、謙信も仏門へ…。武田、上杉が再び合間見え、晴信が危機を迎えたとき、勘介が謙信の前に立ちはだかった! 山本勘介篇クライマックス!! そして、服部半蔵篇へ

男弐【合冊版】(3)

※本作は、「男弐」(全10巻・集英社刊)を底本とした合冊版になります。家康の命を狙う鉢屋衆の頭領・螢寒山を倒した半蔵は、その鉢屋のくノ一蝶扇を妻とし子をなすことで鉢屋衆を味方に引き入れ、伊賀、甲賀、鉢屋の三つの忍び衆を配下とした。だが螢寒山の旧知の友であり「飛び加藤」の異名を持つ伝説の老忍者、加藤段蔵が寒山の仇を撃とうと家康を狙い始める。さらに秀吉の配下となった風魔小二郎率いる風魔衆も小牧・長久手の合戦の裏で暗躍し…。妖しの術を使う手練れたちを相手に半蔵は家康を守ることができるか!?

男弐【合冊版】(4)

※本作は、「男弐」(全10巻・集英社刊)を底本とした合冊版になります。「己が生命を主人が生命」と心得る「服部半蔵正成編」がついに完結!時は移り……江戸幕府末期、今、まさに終わりをつげようという徳川の為、誠の一字を貫かんとする男の名は土方歳三。尊王派が猛威をふるう京都、幕府は溢れる浪人を集め将軍隊の警護にあたらせた。後の新撰組・土方歳三や沖田総司らの姿がそこに…!! 男弐、「土方歳三編」がいよいよスタート!

男弐【合冊版】(5)

※本作は、「男弐」(全10巻・集英社刊)を底本とした合冊版になります。池田屋事件で仲間を殺された長州の藩兵が、新選組と、その背後にいる会津藩に復讐すべく京都に入った。そして長州と会津がついに激突。結果退却した長州勢に新選組が襲いかかる! ──徳川のために戦い、徳川のために死ぬ。蛇にもたとえられる執念で幕府を守ろうとする土方歳三の最期までを描く熱い最終巻! 「土方歳三。今日ただいまから一匹狼ならぬ一匹蛇だぜえ」。