あらすじ

営業部の岸の娘に、手作りの子供用漢字辞典を作って贈るなど、辞書編集者として一歩ずつ成長していく王子。そして、伝説の校正者・熊井田修に仕事を依頼しに行った王子は、熊井田宅で驚愕の光景に遭遇する。
じしょへん 1巻

日本随一の漢和辞典「現字選」の大改訂が決まった。しかし、時間も手間も果てしなく必要な辞書改訂、その道のりは険しく…。漢字をこよなく愛する若き辞書編集者・王子なつきが、情熱をかけて大事業に挑む!

じしょへん 2巻

営業部の岸の娘に、手作りの子供用漢字辞典を作って贈るなど、辞書編集者として一歩ずつ成長していく王子。そして、伝説の校正者・熊井田修に仕事を依頼しに行った王子は、熊井田宅で驚愕の光景に遭遇する。

じしょへん 3巻

制作部に新人の梅枝が加わり新たな体制が整う中、王子は忌まわしき2年前の記憶に思いを馳せる。『現字選』編集作業にストップがかかり、編集部員たちは散り散りに…会社を説得するために王子がとった手段とは!?

じしょへん 4巻

安定した人気を誇る女流作家・姫乃うららかが王子の祖母と知り、辞書編集部は大盛り上がり。実は王子が漢字オタクになったのは、祖母と、その元夫でうららかの担当編集者だった祖父の影響があった…。

じしょへん 5巻

空き巣に入られた王子は引っ越しを決心。手伝いに来てくれた梅枝と距離が縮まり、彼女への恋心に気付く。しかし、『現字選』担当の営業部のキラキライケメン杉臣が、梅枝に猛アプローチをかけていることを知り…。

じしょへん 6巻

校了作業が続く中、王子なつきは営業行脚に同行する。そこで得た情報や、アルバイトの女子大生の言葉から、「売るために今からできること」を模索し始める。そんなある日、編集部の重鎮・花巻をトラブルが襲い…。