きみはノルン
女神ノルンにでも運命を変えてもらうんだな… 子どもの時からシスターこと石飛静里と、ミューナこと石飛美宇奈の姉妹に手こずらされていたアントこと佐和安人(さわ やすひと)は、ある日近所に住む占いのおじさんにそう告げられる。時は過ぎ、高校生になった安人だが、相も変わらずシスターとミューナに振り回される日々。そんな中で、アントは昼間は真面目な高校生、放課後は友人の大纒全と共に学校近辺の怪奇現象を調査するアルバイトを行いながら、いつか女神ノルンに出会える日を夢見ていた。ある日、花を咲かせず夜に泣くという桜の木を調査に来たアントは桜の木のそばで不思議な少女に出会う。女神ノルン? 期待するアントだが実は彼女は意外な正体を隠していた…。その他、ゼンに以前懲らしめられた事を逆恨みしイタズラを仕掛けた女の子が逆にゼンに惚れ込んで…の「首のない恋人」「月下美人」など。女神ノルンに憧れる高校生とそれを囲む友人たちの織り成す青春ファンタジー第1巻! 小山田いく先生の当時の単行本コメント『毎日顔をあわせているのに、三日とあけず手紙をくれた女の子。何かとプレゼントをくれながら、一度も姿を見せてくれなかった女の子…。女の子は、時々不思議なことをします。女の子は、どこかに妖精の部分を持っています。そしてある日突然、普通の少女が、人間の運命を決める「女神ノルン」になることがあるのです。』
きみはノルン 2
女神ノルンにでも運命を変えてもらうんだな… 子どもの時からシスターこと石飛静里と、ミューナこと石飛美宇奈の姉妹に手こずらされていたアントこと佐和安人(さわ やすひと)は、ある日近所に住む占いのおじさんにそう告げられる。時は過ぎ、高校生になった安人だが、相も変わらずシスターとミューナに振り回される日々。そんな中で、アントは昼間は真面目な高校生、放課後は友人の大纒全と共に学校近辺の怪奇現象を調査するアルバイトを行いながら、いつか女神ノルンに出会える日を夢見ていた。ある日、アントとちょっとしたことでケンカをしてしまったシスターは仲直りの方法を友人の朝倉一恵に相談し、二人で仲直りのプレゼントを買いに行くことに。そこでアントに似た古い人形を見つけたシスターは早速購入し手直しを始めるが、なんとその人形が夜中に一人で勝手に歩き出したのだった! その他、学校のそばで起きた連続切り裂き事件。不良グループの3年生、十里もとめが犯人として疑われるが、実は意外な真犯人がいた・・・「風よ透きとおれ」、アントの同級生、森泉美保子の元に1年前一緒にスキー中に行方不明になった男から手紙が届く。怯える美保子に調査を始めるアントたち。その真相は美保子にとってあまりにも…「ダイヤモンド、ダスト」、ある雨の日、アントは一人の少女をバイクに乗せるが、そこからアントの周りに不思議な事件が続く…「夢魔からの招待状」などを収録。女神ノルンに憧れる高校生とそれを囲む友人たちの織り成す青春ファンタジー第2巻! 小山田いく先生の当時の単行本コメント『怪談が好きなわりに、僕はあまり怪奇現象に出会ったことがないのが残念です。しかし、本当に幽霊を見た人の話では、二~三日熱を出すほどの怖さだと言いますから、臆病な僕が本物の幽霊になど出会ったものなら、冷や汗、涙、よだれ…、出るもの全部出して、みっともない気絶のしかたをしそうです。やはり怪談は、物語の上のこととして楽しむのが健全なのでしょうか。』
きみはノルン 3
女神ノルンにでも運命を変えてもらうんだな… 子どもの時からシスターこと石飛静里と、ミューナこと石飛美宇奈の姉妹に手こずらされていたアントこと佐和安人(さわ やすひと)は、ある日近所に住む占いのおじさんにそう告げられる。時は過ぎ、高校生になった安人だが、相も変わらずシスターとミューナに振り回される日々。そんな中で、アントは昼間は真面目な高校生、放課後は友人の大纒全と共に学校近辺の怪奇現象を調査するアルバイトを行いながら、いつか女神ノルンに出会える日を夢見ていた。シスターの友人で、古い温泉宿を営む水無月京美(みなつき きょうみ)に招かれたアントたち。その温泉には幽霊らしき人影や夜中の物音などの怪現象が続き、更には空を駆ける魔物の群れ、飛天魔軍を見た者までいるという。調査を始めるアントはやがて神話の世界に詳しい京美に美と豊かさの女神、フレイヤのイメージを重ねてゆく。そんな中、叔父に言われ魔除けの燈明をあげに行った京美たちに襲いかかる影… そして突如現れる飛天魔軍! 過去、現在、未来を紡ぐという女神ノルン。それを追い求める旅の最後にアントが辿り着いた先は…?! 女神ノルンに憧れる高校生とそれを囲む友人たちの織り成す青春ファンタジー最終巻! 小山田いく先生の当時の単行本コメント 『神秘的なものにひかれる心、怪異を恐れる心…。それはアニミズムという、自然現象全てが、神や霊の力で左右されるという、大変原始的な考え方のなごりだと言います。しかし原始的であるがゆえに、ある意味でなくてはならない考え方なのではないでしょうか? その心をなくした時、人間自身が魔物になって、歴史までも恐ろしい怪談にしてしまうのではないでしょうか?』