あらすじ

最重要防御拠点を担うスピアヘッド戦隊の隊長シン。その部隊を指揮するレーナ。隊員カイエの戦死によって、レーナは有色種のエイティシックスが自身のような白系種に抱く真の感情を知り己の無知さを痛感した。そして、レギオンの再来時、彼らの呻き声の中に微かに聞こえたのは戦死したはずのカイエの声だった――。※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
86ーエイティシックスー(1)
サンマグノリア共和国は、日々隣国ギアーデ帝国の無人兵器による攻撃を受けていた。共和国側も無人兵器の開発に成功、無人機同士の戦いが続いていた……表向きは。本当は、共和国全85区画の外、“存在しない86区”に居住する「エイティシックス」と蔑まれる少年少女達が無人機を操縦し“有人機の無人機”として戦う事を余儀なくされていた。その最前線で戦う「スピアヘッド戦隊」の隊長である少年・シンと、共和国軍の指揮管制官(ハンドラー)の少女・レーナは任務の中出会い、そして激しい運命に翻弄されていく――!!! 原作小説、累計40万部突破!! 数々の賞を受賞する今一番面白いラノベを圧倒的画力でコミカライズ!! 原作者・安里アサト氏書き下ろし小説も収録!!
86ーエイティシックスー(2)
要塞群に囲まれた「サンマグノリア共和国」の第一区から指揮を執る軍人レーナ。「エイティシックス」と蔑まれ遥か遠くの最前線で無人兵器レギオンと戦い続ける少年兵・シン。レーナはシン率いるスピアヘッド戦隊を救うために、シンはある宿願のために、互いの姿を見ることもないまま戦っていた。そして、二人の運命が大きく変わる事になる。苛烈な戦場がもたらす“死”によって――。
【デジタル版限定特典付き】86―エイティシックス― 3巻
最重要防御拠点を担うスピアヘッド戦隊の隊長シン。その部隊を指揮するレーナ。隊員カイエの戦死によって、レーナは有色種のエイティシックスが自身のような白系種に抱く真の感情を知り己の無知さを痛感した。そして、レギオンの再来時、彼らの呻き声の中に微かに聞こえたのは戦死したはずのカイエの声だった――。※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
サイバーブルー 失われた子供たち

サイバーブルー 失われた子供たち

西暦24XX年。地球から遠く離れた惑星ティノスでは生命維持装置がなければ生きられない過酷な環境であった。星府軍は生命維持装置によって人類を支配。従わない者を「ロスト」として粛清した。「ロスト」の子供であったブルーは星府軍に騙され殺されてしまうのだが、ロボットのファッツと融合をすることで復活。「失われた子供たち」の逆襲が始まった。
クロスバトラーズ~Cyber Blue the Last Stand~

クロスバトラーズ~Cyber Blue the Last Stand~

原哲夫作品史上最強の敵現る!「恐竜」と「人間」の融合体【ダイナビーイング】に支配された地球。AD24XX年、人類は「エサ」に成り下がってしまっていた。惑星ティノスに飛来した少年・エメロの願いに応えるため「機械×人間」であるブルーとクロスバトラーズたちが地球に向かう!
戦国BASARA4

戦国BASARA4

ゲーム発売に先駆け、昨年末から連載されていた公式コミカライズ作品『戦国場BASARA4』の第1巻。伊達政宗、石田三成はもちろん、新武将の島左近、柴田勝家も大暴れ!吉原基貴先生が描くコミックならではの「戦国創世」に括目せよ!
U-31 ALL YOU NEED IS FOOTBALL!

U-31 ALL YOU NEED IS FOOTBALL!

河野敦彦(こうの・あつひこ/27歳)はJリーグ・東京ヴィクトリーの守備的MF。かつてはトップ下でアトランタ五輪代表にも選ばれ、将来を期待されたスター選手だった。しかし、いつの間にか代表にも呼ばれなくなり、世間からも忘れられつつあった。そんな2002年6月。W杯で日本中が盛り上がる陰で、河野はクラブから戦力外通告を受ける。サッカーを続けるため、輝きを取り戻すため、いま河野敦彦の闘いが始まった――。
戦国BASARA 烈伝

戦国BASARA 烈伝

人気ゲーム「戦国BASARA」から、特に人気の高い武将たちにスポットをあて、列伝形式でオリジナルエピソードをつづる! 【伊達政宗】天下を目指す、独眼竜に予期せぬ強敵が立ちはだかる! 【石田三成】戦場をひた走る三成、彼がその純粋なる魂で見たものとは!? 【松永久秀】松永久秀は、己が求める”宝”を、織田軍との戦いの中に見出す――。
86―エイティシックス― ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―

86―エイティシックス― ―ラン・スルー・ザ・バトルフロント―

絶望の戦場で、少年は第二の戦いに挑む――。“86(エイティシックス)”と呼ばれ祖国で迫害を受けてきた少年兵士シン。仲間とともに挑んだ<死の行進>の果てで、彼は新たな国と人に出会う。そこはかつて消滅したとされる帝国の後身、ギアーデ連邦という新国家で――。戦争と生命の凄絶SFミリタリーアクション第2シリーズ“連邦編”第1幕、開戦!! ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
マイナススキル持ち四人が集まったら、なんかシナジー発揮して最強パーティーができた件(コミック)

マイナススキル持ち四人が集まったら、なんかシナジー発揮して最強パーティーができた件(コミック)

最悪な【マイナススキル】を持つ若き冒険者・アルヴィンは、実力は申し分ないにもかかわらず、厄介者と罵られ、パーティーを追放されてしまう。絶望しながらも、スキルを消せるアイテムを得られるというダンジョンの噂を聞き、無謀を承知で「ソロ」で挑むことに。そこで神官の少女・ココルと出会った。彼女もまたマイナススキルに苦しめられる冒険者だったが、そのスキル効果を聞いてふと気づく…――あれ、これもしかして、シナジー発揮してない? デメリット効果が噛み合ってプラスに!? スキルとスキルが掛け合わさって奇跡の快進撃が始まる! これは不幸な冒険者たちによる、究極の“支え合い”冒険譚! ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
86‐エイティシックス‐ オペレーション・ハイスクール

86‐エイティシックス‐ オペレーション・ハイスクール

サンマグノリア共和国。そこは日々、隣国である「帝国」の無人兵器《レギオン》による侵略を受けてなどいなく、平和な日常が過ぎていた――。この物語は、「私立 八六高等学校」に通うシンやレーナたちが普通の学生として部活動や文化祭、はたまた花火大会など彼らが青春を謳歌するハートフルラブストーリーである!本編ではあり得なかった世界戦が今ここに!!
りゅうおうのおしごと!

りゅうおうのおしごと!

「のうりん」白鳥士郎が送る最新作は、「将棋」が舞台!! 史上最年少の16歳で将棋界最高位「竜王」となったプロ棋士・九頭竜八一。そしてその下に、弟子にして欲しいと押しかけた少女・雛鶴あい。苦悩する若すぎたタイトルホルダーは、将棋に真摯に向かい合う弟子を通して、自分の将棋を取り戻し…… え、あいちゃん9歳なの? JSじゃんJS!! で、八一と同居してんの? そして夜な夜な、朝まで、え?え? おまわりさーん、こっちでーす。そんなカンジ(?)の、マンガ版『ガチ将棋押しかけ内弟子コメディ』第1巻!!
僕は友達が少ない ショボーン!

僕は友達が少ない ショボーン!

「こんにちは。三日月夜空です。『隣人部』をつくりましたが、なんか変な奴らが好き勝手に過ごしてて、あ――…なんだこれ?」友達作りを目的とした隣人部を舞台に繰り広げられる残念な毎日を、各キャラクター視点でお届け!!大人気・残念系青春ラブコメ『僕は友達が少ない』アクセル全開のスピンオフコミック!
86―エイティシックス―
ヒリつくような命のやり取りが描かれる
86―エイティシックス― 吉原基貴 しらび 安里アサト I-IV
名無し
すごいもん読んだ気がしました。細かい世界観はあらすじを読んでいただくのが一番いいと思いますが簡単にまとめてみます。 ・レギオンという無人兵器群によって共和国は危機に陥っている ・共和国は被差別階級「エイティシックス」の市民を戦闘兵器に乗せてレギオンと戦わせている ・エイティシックスの部隊を率いる「ハンドラー」は安全な壁の中からリモートで指揮する 乱暴に過ぎますが『コードギアス』や『進撃の巨人』あたりをイメージしてもらうのがよいのかなと思います。(Wikipediaには『ミスト』と『スクリーマーズ』から影響を受けていると書いてありました) 押し寄せるレギオンの物量に対してエイティシックスの戦線ははっきり言ってジリ貧で、彼らの戦死率はべらぼうに高く、コスパも倫理観も最悪。エイティシックスが乗り込む「ジャガーノート」もカッコいいスーパーロボットでもなんでもない「棺桶」なんて呼ばれる仕上がりで全然性能よくないです(それで極限の戦闘をするのがハチャメチャかっこよいのだが……)。 それでもこの対症療法を取るしか無い、有効な打開策がないという点では、初期の『進撃』より救いがないかもしれない。それほどずっと絶望的な状況が続く…どころか話が進めば進むほど「詰んでいる」ことが次々発覚していくのが圧巻でした。 そんな状況でもスピアヘッドの隊員たちは決して戦うのをやめません。彼らが戦場に立つ動機が3巻でわかるのですがその瞬間、本当にゾクゾクしました。 エイティシックス最強とされるスピアヘッド隊の隊長シンと、彼らに歩み寄ろうとする指揮官レーナ。絶望的に離れた距離・異なる立場にいる主人公ふたりが価値観を少しずつ重ねていくのがメインのドラマとなりますが、互いへの共感と断絶が苛烈な戦場での出来事を通して多面的に描かれるのがズシンと響きます。 差別する側・される側の心情をステロタイプにまとめず、それぞれの人格・心からズブリと抜き出して目の前に出すかのような、キャラクターのセリフや表情が本当に迫力あるんですよ…。 設定は正直難解だなと思いました。飲み込むまでに少し時間かかる気がします。キャラも多いし。個人的にグッとハマったのも2巻からでした。 それでも一度入り込んでしまうと本当に戦場にいるかのようなヒリヒリした没入感が味わえると思います。読んでみてほしい…。