あらすじ

「悪の面接試験」を突破し、スパイとして悪の組織・「特解戦線」に新規採用された千秋。何がどうなったのか、その夜出会った妙齢の美女をなぜかお持ち帰りすることに!! 女性の扱い方もまだまだ新人の千秋の一夜のたたかいが始まる――。・・・・・・・・・・・・あれ? 正義は!? 任務はどうした!?
RaW HERO 1巻

人類の一部が“特殊能力”を手に入れた世界――。その力で正義に奉仕する者を“ヒーロー”、悪に従事する者を“怪人”と呼んだ。無職の青年・千秋は、両親に代わって弟たちを養うべく、就職活動の真っ最中。ある日、面接に向かう道中に痴漢を目撃し、思わず助けに入ってしまう。正義感溢れるこの行動が、千秋を“ある仕事”へ導く。それは「善と悪」、「虚と実」、「表と裏」のはざまだった・・・・・・!!

RaW HERO(2)

「悪の面接試験」を突破し、スパイとして悪の組織・「特解戦線」に新規採用された千秋。何がどうなったのか、その夜出会った妙齢の美女をなぜかお持ち帰りすることに!! 女性の扱い方もまだまだ新人の千秋の一夜のたたかいが始まる――。・・・・・・・・・・・・あれ? 正義は!? 任務はどうした!?

RaW HERO(3)

ヒーローと怪人の正面衝突に巻き込まれた千秋。ジェリー・E・フィッシュの介入によって逃げ延びることが出来たのだが、自身が正義なのか悪なのか、疑問を持ち始めた・・・。そんな矢先に、マリコに誘われて漫画の持ち込みに同行することに!? 任務も恋も命がけの異色ヒーロー、ますます奮闘中!!

RaW HERO(4)

愛しのマリコに迫る大ピンチ…! 頼みの主人公は今…酔いつぶれて寝ている!? 目覚めろ千秋!! マリコを救えるヒーローはお前だけだ!!

RaW HERO(5)

ついに出会ってしまったマリコと美保野。楽しいはずの食卓で千秋をめぐる女同士のマウンティングが始まる! 狭間に立たされた千秋の心境はいかに!? 三角関係はますます苛烈に!!

RaW HERO(6)

悪の組織・特解戦線による大規模な襲撃計画、始動。迎え撃つは正義管理部のヒーロー達。千秋は特解戦線の前線部隊として、出版社への侵入を試みる。しかし、そこは正義と悪、互いの陰謀が渦巻く死地と化していた。正義と悪の狭間で揺れる新米スパイのラブストーリー、堂々完結!

RaW HERO

楽しみ!

RaW HERO 平本アキラ
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)

一話目から情報量が多く、映画の冒頭のように同時進行的に物事が起きていて、それぞれの視点をバババっと描き、お?なんだなんだ?という感じで始まったが、1話目だけではまだまだ何も分からなそう。 単行本の単位で読むように意識されてるのかもしれない。 映画「ダークナイト」の冒頭を思い出した。 映画で言えば始まって3分くらいのあたり。 イブニング20号表紙の謎の可愛い子も出てこないし、冒頭でいわゆる古い少女漫画を描き、謎の爆発に涙する謎の全裸の女性(おそらく美女)も分からない。 だが、確実に分かるのは、いままで通りめちゃくちゃアホでエッチなので面白い。 タイトルと、1話ラスト、途中の街宣車のようなものからヒーローものと分かるし、主人公の父や、主人公が就職活動している状況からそういうことなのだろう。 ヒーローマスクの中の女の子が表紙の子かもしれない・・。ワクワク! 冒頭の少女漫画はともかく、今までの絵柄と意図的に少し変えている人物がいるように感じる。 そういえば、おそらくスマホやタブレットなどの電子端末からも見やすいように見開きはないが、その分、雑誌で見た時の片方のページにでかく迫力ある絵がグッと差し込まれていてそこにグッとくる。 ちゃんといろんな読者を想定して時代に対応していて、平本先生は素晴らしいなと思った。 タイトルにある英語で「raw」は「生(ナマ)」とか「未加工」という意味だ。 平本先生が使うナマって、なんかもうエロい想像しかできない。 楽しみすぎる。