あらすじ

運命の赤い糸が視え、そして切る力をもつ「縁切り屋」の薫は、その能力のせいで自身の赤い糸は存在しない。 誰とも結ばれることはないと本気の恋を避け、依頼人だった原に告白されても拒むしかなかった。 けれど、何度断っても一途に好意を寄せてくれる原に惹かれ、彼との愛を信じたいと思い、付き合う決意を固める。けれど、どうしても原の赤い糸の存在が気になってしまい……。
叶わぬ恋の結び方

縁切り屋を営む薫の元に、一件の依頼が舞い込む。それは、ストーカーに困っているサラリーマン・原からのものだった。はじめは薫の話を信じきれない様子の原だったが、気づけば好意を寄せてくるようになっていた。しかし、縁を切る能力と引き換えに自身の赤い糸が存在しない薫は、原と結ばれることはないと彼の告白を拒絶するが――…。 【運命じゃなくたってかまわない――…】

繋いだ恋の叶え方

運命の赤い糸が視え、そして切る力をもつ「縁切り屋」の薫は、その能力のせいで自身の赤い糸は存在しない。 誰とも結ばれることはないと本気の恋を避け、依頼人だった原に告白されても拒むしかなかった。 けれど、何度断っても一途に好意を寄せてくれる原に惹かれ、彼との愛を信じたいと思い、付き合う決意を固める。けれど、どうしても原の赤い糸の存在が気になってしまい……。

結んだ恋の伝え方(1)【電子限定描き下ろし付き】

たとえ運命の糸がなくたって幸せは続く――…  運命の赤い糸が視え縁を切ることができる薫は、その能力のせいで自身の赤い糸は無く、本当の恋を諦めていた。けれど原と出会い、彼とずっと一緒にいたいと願うように… …。二人で幸せになる未来を選び、新たな同棲生活が始まったけれど?

結んだ恋の伝え方2巻

誰にでもある、運命の赤い糸。それが生まれた時から薫にはなかった。だけど、原と出会い本当の幸せを掴んだ薫は、溢れんばかりの愛を日々感じていた。そんなある日、二人の元を薫と同じ能力を持つ叔父・一希が訪ねてきて――!?