あらすじ

独身の希夏帆と中学2年生の冬真、5歳の春陽、そして希夏帆の恋人・愁人が一緒に暮らしてから初めて迎える年末年始。とまどいながらもお互いの距離を縮めていく生活は家族のカタチをつくりつつあった。しかし、春陽の描いた絵を見た希夏帆は……。(※この作品には『の、ような。【単話版】』6~10話の内容が含まれております。重複購入にご注意ください。)
の、ような。 1巻
それは人生の劇的変化…。一人暮らしの希夏帆の前に恋人・愁人が連れてきた二人の少年。二人は愁人の親戚で両親を失ったばかりの兄弟だという。希夏帆の家で生真面目な中学2年生の冬真、天真爛漫な5歳の春陽、そして愁人の4人は同居生活をすることに。戸惑う日々の中、彼らの新たな関係が始まる――。
の、ような。 2巻
独身の希夏帆と中学2年生の冬真、5歳の春陽、そして希夏帆の恋人・愁人が一緒に暮らしてから初めて迎える年末年始。とまどいながらもお互いの距離を縮めていく生活は家族のカタチをつくりつつあった。しかし、春陽の描いた絵を見た希夏帆は……。(※この作品には『の、ような。【単話版】』6~10話の内容が含まれております。重複購入にご注意ください。)
の、ような。 3巻
一人暮らしだった希夏帆の現在の同居人は両親を失った中学2年生の冬真と5歳の春陽の兄弟、そして彼女の恋人・愁人。激変した日々の中で自分たちなりの家族のカタチをさがしている。そんなある日、春陽が幼稚園に行くのを嫌がって…。春陽にかわいい洋服を譲ってくれる家族が登場する「それなりにお店やってます。」も同時収録。(※本電子書籍は『の、ような。【単話版】』11~14を収録しております。重複購入にご注意ください。)
の、ような。 4巻【特典付き】
独身の希夏帆は事故で両親を失った兄弟・中学2年生の冬真と5歳の春陽、恋人の愁人と共に彼女のマンションで暮らしている。一見平穏な日々であったが、冬真はクラスメイトとの関係に悩んでいた。そんな彼に春陽は「お母さんに会いたいね」と告げる。その言葉に冬真は…。(※本電子書籍は『の、ような。【単話版】』15~20を収録しております。重複購入にご注意ください。)
の、ような。 5巻【特典付き】
冬真と友人たちとの関係も落ち着き、周囲の関心はバレンタインへ。春陽の幼稚園でも、みんな当日のチョコについて楽しそうに話していた。しかし、同じ園の有里花は少しうかない表情。彼女は、厳しい祖母の元、家庭内で言いたいことを言えずにいて…。(※本電子書籍は『の、ような。【単話版】』21~26を収録しております。重複購入にご注意ください。)
の、ような。 6巻
バレンタインの夜、希夏帆たちは家族で愁人の弟の店「今井」へ食事に出かける。そこで出会ったのは学生時代からの友人たち。昔から希夏帆たちの関係を知っている二人の愁人への評価は辛口で現在の状況を心配していた。それに対して希夏帆は…!?(※本電子書籍は『の、ような。【単話版】』27~31を収録しております。重複購入にご注意ください。)
王子禁制(アイドルキンセイ)

王子禁制(アイドルキンセイ)

双子の兄への劣等感から逃げるように寮のある学園へ入学した郁翔。そこで郁翔は、憧れのアイドルSinと出逢う。けれど素顔の月島慎之介は、初対面で郁翔を口説いてくる超軽薄男だった。月島の本気か冗談かわからない「好き」に振り回され、困惑しつつも悪い気はしない郁翔だったが……? 月村奎書き下ろしシナリオでおくる、アイドル×優等生のスウィート・ダイアリー!!
カッコ悪くてカッコイイ君

カッコ悪くてカッコイイ君

「近ごろ崇が俺んこと避けよる……」。幸久は、大好きで大切な幼なじみの崇に、急に距離を置かれてとまどっていた。理由も教えてくれない、そばにも寄らない。崇との間にできた、たった1メートルの壁に、幸久はズキンとしたり、イラッとしたりするが……!? 麻生海と久我有加のタッグがくりだすココロにヒット☆なラブパンチ!!
隣人はドアを叩く

隣人はドアを叩く

サラリーマン・戸並くんのお隣さんは、売り出し中の新人若手芸人の功平さん。のんびりご近所付き合いをしていたある日、会社で突然ハードな部署への異動が言い渡された! そんな時、思い浮かんだ功平さんの顔に胸がうずうずして……!!? 麻生海と久我有加のドリームタッグがおくる、のほほんラブステップ!
なんでも屋ナンデモアリりたーんず

なんでも屋ナンデモアリりたーんず

元料理人敦と、元高校球児寅次郎、そしてスランプ中の人気作曲家中川がほそぼそヨボヨボやっているなんでも屋『ナンデモアリ』。ところがそこに、まだまだ未来がありそうな少年俊が仕事の依頼にやってきた。ぴっかぴかの将来性と、グサグサ突き刺す毒舌で、負け犬どもを圧倒する彼の依頼内容は、亡くなった祖父が、生前盗んだ品物を戻すというもの。しかも、俊の後ろに立っている青年博基に、その祖父が憑いているというのだが……!? こころにじんわり効いてくる、愛しい負け犬たちの繁盛記開幕!
それなりに真剣なんです。

それなりに真剣なんです。

大沢直樹は小料理屋「今井」で料理人として働きながら一人娘・千都を育てるシングルファーザー。恋という感情はとっくに忘れた日々を送っている。そんな大沢を現在口説いているのが、「今井」の常連・吉岡誠一。名前を裏切るかのような恋多き男からの誘いをいなしていた大沢だったが、吉岡と同居することになって…。オトナの恋を描いた大人気作ついにコミックス化!
そこに座るな

そこに座るな

いつも同じソファに座って浪川の帰りを待つ同居人・葉山。しかし葉山は実は恋人に突然何も言われず捨てられていたのだった。気まずい浪川なのに葉山は、平気な顔で笑い、ゴミの分別ごときでケンカして…まるで蜜月な同棲生活!?健気で臆病で諦めがちな葉山に浪川は愛しさと嫉妬が湧き…?本物の恋で過去を癒すシアワセ同居物語。
の、ような。
家族、のような 友達、のような
の、ような。 麻生海
六文銭
六文銭
主人公のもとに、不慮の事故で両親がなくなった恋人の親戚の子供を預かるという話。 一瞬、 恋人の?夫婦じゃなくて?なんの関係で預かるの?ん?え? ってなるが、まぁ色々複雑な関係で、 それでも一つ屋根の下で暮らすという、一風変わった家族漫画。 個人的に今一番楽しみにしている作品です。 突然両親がいなくなって、不安な子供達の気持ちを察し、 受け入れてしまう主人公・希夏帆(きなほ)の懐の広さにまず脱帽します。 両親をなくした気持ちは理解しますが、 普通、自分の負担とか、自分を優先に考えてしまいますよね。 とはいえ、単純に預かるだけでなく、子どもたちにも色々手伝わせたり自分のことは自分でやらせるなど平等に接しているのがフェアで、片方に依存しない関係はよっぽど建設的だなと思います。 大人的というべきか、WinWinの関係というべきか、 両親ともいえない、この関係をなんと呼ぶべきか悩みます。 また、希夏帆のもとに、やってきた二人の子供は、中学2年生の冬真と5歳の春陽の兄弟。 兄が生真面目かつ周囲に気を使いがちで、弟は無垢で元気いっぱい。 ともに、とまどいながらも、徐々にこの環境に順応していきます。 二人ともツライ過去がありながらも、文句一ついわない健気でまっすぐな姿が、逆に涙を誘います。 特に、母親を思い出しながらも、グッとこらえる姿は、たまりません。 家族、というには離れていて 年の離れた友達、というほど薄い関係でもない。 この不思議な関係ですが、二人の成長とともに深まっていく絆に、 なんとも言えない多幸感に包まれます。 こんな時代に、こんな新しい家族の形があってもよいのではと思いました。