あらすじひとりで生きて、ひとりで死んでいく。ノラ猫の命は軽いんだと。そう思わなきゃだって、押しつぶされそうになるだろう?だけど、諦めたくない命があって一緒にいたいと思う誰かがいれば、オレ達の生まれた意味が、見つかるのかもしれない―――。猫と人の絆を、優しく見つめた物語。感動の最終巻。☆電子限定特典付き。
野良猫が生きていくための過酷でリアリティがあるお話でした。 小さなころに捨てられたマチと地域の親分的な七生達が銭湯に入り込んでから話が始まる。 必ずと言っていいほど、猫はヒトの言葉を理解している。だから恨みも恩も忘れない。 可愛いし癒される存在だけど、人の都合で命が決められてしまう。 少し悲しいところもありますが、猫と人と動物に優しくなれる物語です。