あらすじ

通販会社に勤めるOL・朝里ひづきは、同棲中の彼となかなか会えない日々を過ごしている。多忙で不規則な生活を強いられている彼を想いつつ、「2人の部屋」へ帰ってくるのを待つ暮らしにも慣れてきた。ただ、不意に訪れる寂しさや空虚感は、何度味わっても馴染むことはない。2人を繋ぐものは書き置きを記すホワイトボードと、目には見えない「想い」だけ…。幽霊のような彼氏を待ち続ける切ない同棲物語――。
幽霊彼氏(1)

通販会社に勤めるOL・朝里ひづきは、同棲中の彼となかなか会えない日々を過ごしている。多忙で不規則な生活を強いられている彼を想いつつ、「2人の部屋」へ帰ってくるのを待つ暮らしにも慣れてきた。ただ、不意に訪れる寂しさや空虚感は、何度味わっても馴染むことはない。2人を繋ぐものは書き置きを記すホワイトボードと、目には見えない「想い」だけ…。幽霊のような彼氏を待ち続ける切ない同棲物語――。

幽霊彼氏(2)

衝撃のラストにただ慟哭。通販会社に勤めるOL・ひづきには同棲中の彼がいる。彼は超多忙なため、ホワイトボードで会話するほど。ある日、体調不良を隠していたひづきは会社で倒れてしまう。同僚と親友がひづきの部屋まで運んでくれるが、そこで同僚はゴミ箱に捨てられた大量の生ごみを発見。まるで「1人分の食事」をそのまま捨てたような生ごみに、違和感を覚える同僚。さらにこれまでのひづきの行動に疑惑を抱きはじめーー。