今さらSexに夢なんか見ない。たとえ目の前にとても好ましい相手がいたとしても―。そう思っていた37歳の冬。私はもう二度とこない奇蹟の夜を過ごしてしまった。あれから日常は何も変わらないのに、私の心は彼の許から戻ってこない…。『NOリターン』/“誰とでも寝る女”大いに結構。だって、愛がなくても私は感じられるから。『ペナルティ』/この男に抱かれたいと思った。でも彼の正体は…。『花びらのダンス』/恋愛にも夢にも行き詰まった時、私を導いてくれたのは…。『惑いの春は』/女のエロスは官能的でいて純情。オトナのエロティックな愛物語4作を収録した第2巻。