作品情報著者望月峯太郎arrow_forward_ios著者望月ミネタロウarrow_forward_ios巻数全3巻arrow_forward_iosカテゴリ青年マンガarrow_forward_ios出版社講談社arrow_forward_iosレーベルモーニングarrow_forward_ios年代2000年代arrow_forward_ios刊行期間2018/06/22ジャンル社会タグ東京登場人物登場人物・キャラクター(11)
死ぬまでに何度でも読み返したい名作です。 正直、簡単に感想を書くのは自分には難しくて、かと言って内容をだらだら説明するのもなんか違うなという気がします。 この漫画は、例えば、脳や精神に疾患があったりコミュニケーションが困難だと思われる人が目の前にいたとして、障害の有る無しの線引きをその人と自分との間に引くのが本当に正しいのか?むしろ有る無しを決めること自体は正解か?というのを問うてるところがあります。ただ説教くささはなく、たくさんのユーモアを交えて描かれています。キャラクターも全員が愛おしく魅力的です。 舞台は日本のはずだけどどこか外国風情で、また話のほとんどが病院の敷地内で進むので全体的に現実感がない。でも気づけば物語の中に入り込んでいて、読み終わって現実に引き戻されると胸にポッカリ穴が開いたような寂しさがある。同時に脳にこびりついて離れない何かもある。 今頃あの子たちはどうしてるかな、と思いを馳せずにはいられない。