あらすじ

12回と定められた「蘇生限度」。それを超えて蘇生すると、冒険者の魂は救われることなく永遠にさまよい続けるという。その教えは、偽りであった。信仰が揺らぐ聖教徒のエステルは、蘇生の真実を知るため旅に出る。しかしその旅は、道半ばで終えることに――…。
生と死のキョウカイ(1)

魔王・勇者・冒険者、そして世界に欠かせない存在「教会」。教会は、冒険者に蘇生と魂の安らぎを提供する場所である。エラゴサットの教会に勤める聖教徒のエステルは、蘇生によって死を繰り返す事になる冒険者たちの魂が本当に救われているか気がかりだった。蘇生士・ハッツと司祭・クマの、この3人の合議により、今日も冒険者の運命が決まってゆく――。

生と死のキョウカイ(2)

12回と定められた「蘇生限度」。それを超えて蘇生すると、冒険者の魂は救われることなく永遠にさまよい続けるという。その教えは、偽りであった。信仰が揺らぐ聖教徒のエステルは、蘇生の真実を知るため旅に出る。しかしその旅は、道半ばで終えることに――…。

生と死のキョウカイ(3)

蘇生と世界の秘密を魔王により知らされたエステルたちは、諸悪の根源である王と蘇生器を止めるため、王都へ帰還した。しかし王と王立騎士団による更なる陰謀が立ちはだかり…!? 生命の尊厳を取り戻すための、最後の戦いが幕を上げる! 怒涛の完結巻!!