あらすじ

多緒から乃知の部屋の鍵を託された潤也。自分がどうしたいのかもわからないままに、乃知の家を訪れるが…。お互いの気持ちがわからず、こじれて絡まりあった感情の行方は!?
縫ってほつれて繋ぎ合わせて1

なんとなくで入学した服飾学校。変わり者だらけで自分の常識が通じない世界に嫌気が差した潤也が目をつけたのは、同年代で様々な服を制作し、世間から注目を浴びる校内随一の変人・乃知だった。向こう側とこちら側、天才と凡人。住む世界が違うと思っていた相手が、制作に行き詰まり涙を流し、イメージと真逆の無様な姿を晒しているのに関心を持った潤也は躊躇なく歩み寄り…。不釣り合いな二人の運命の糸は、潤也の行動を機に絡まり合っていく――。

縫ってほつれて繋ぎ合わせて2

怠惰で怖いもの知らずの凡人・潤也と世間の注目を浴びながら臆病で繊細な天才・乃知。不釣り合いな二人の運命の糸は、潤也の起こした行動を機に絡まり合っていく――。

縫ってほつれて繋ぎ合わせて3

秘密を知り、なお気を許す素振りを見せた潤也に、徐々にのめり込んでいく乃知。そんな乃知を冷ややかに見つめる潤也だが、一時の安寧はやがて崩壊の時を迎えることに…。

縫ってほつれて繋ぎ合わせて4

唐突に潤也から突き放され、とまどいを覚える乃知。一方、自分から離れたはずの潤也も、つい乃知のこと意識してしまう自身に困惑することに…。すれ違いの溝が深まる中、二人は文化祭当日を迎えることになるが――。

縫ってほつれて繋ぎ合わせて5

多緒から乃知の部屋の鍵を託された潤也。自分がどうしたいのかもわからないままに、乃知の家を訪れるが…。お互いの気持ちがわからず、こじれて絡まりあった感情の行方は!?