あらすじ大学で西欧史を教える酒木俊介は、シャンパーニュに詳しい不思議な少女・凜と出会い、その奥深い世界に魅了される。自らも造詣を深めていく中、酒木の父が危篤に。父が遺したボトルに秘めた想いとは、そして凜の正体とは。祝祭の酒、シャンパーニュを巡る奇跡の物語、完結。
漫画Timesに載ってそうな絵柄で、漫画Timesに載ってそうなウンチク話ですね。スパークリングワインだけに絞られたテーマはなかなかにニッチ。 同じグランドジャンプで連載のウンチク漫画「王様の仕立て屋」や、ワインを題材とした金字塔「神の雫」などと比べるのは流石に酷かもしれませんが、ややストーリーの粗が目立ちます。ただ、女の子に夢見がちなおじさんが書いた漫画って感じで女の子が可愛いです。ジェンダー観にうるさい人は嫌な顔をするかもしれませんが、私はこういうのこそフィクションの醍醐味だと思うので支持します