昭和に咲く女の華

しょうわにさくおんなのはな
著者:ケン月影
最新刊:
2018/03/23
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本文
昭和に咲く女の華
昭和に咲く女の華
ケン月影
ケン月影
あらすじ
昭和に咲く女の華1――敗戦から一年余りの東京未だ手つかずの焼け野原雨、露だけは凌げるバラック建てが軒を連ねていた。瓦礫が整理された所は自然と人が集まり、溜まりとなって闇市が建ち、あらゆるものが売買されていた。しかしお金も無く、金に替えるものも無いものは浮浪者となって浮浪児らに混じり残飯をあさるしかなかった。空襲を生き延び、飢えを凌いで敗戦の虚脱に耐えた後にもこうした生き地獄があり、当然そこには置き引きかっぱらいに走り、腕力のある者は引ったくり強盗、恐喝と豹変するしか糧を得られなかった。ことに女一人糧を得るには身を売春より手段はなかった…■目次●昭和に咲く女の華 第一話 たくましくも儚い「パンスケ」の生き様●昭和に咲く女の華 第二話 サチを待ち受ける、さらなる危機●昭和に咲く女の華 第三話 サチと男の運命が、音もなく動き出す…●昭和に咲く女の華 第四話 やっと女の幸せが訪れたサチに忍び寄る、不穏な影が…■画 ケン月影
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