あらすじ青春を空手に打ち込む高校生、白鳥純也。ある日、彼はカメラマンであり尊敬する自分の父がベトナム戦争中、アメリカ兵の銃撃で殺されたことを知る。アメリカ兵への怒りを募らせる中、所属する空手部がアメリカン・スクールと対抗試合を行うことが決定!! 怒りに燃え、対戦相手を次々に叩きのめす純也だったが…。
昔はジャンプスーパーコミックスの全3巻で発売していたが、復刊などもされていないため、プレミアがついて手が出しにくかったが今回電子書籍になったので読んでみた。 「巨人の星」「男の条件」のコンビが書く人間愛が根底にある漫画 第1話からベトナム戦争の悲惨さをこれでもかというくらい描写から始まって最初からヘビーな内容 三人を中心に物語は進む 主人公の白鳥純也 報道カメラマンの父・湖彦をベトナム戦争中、アメリカ兵の銃撃で殺され、アメリカ人への恨みを持つ、空手部の高校生 主人公のライバル ロバート・ジョナサン 全米ハイスクール空手チャンピオン 父親がベトナム戦争でとある村の住人を虐殺した時に、村人を守るために立ちはだかった白鳥純也の父親 湖彦も含めて殺している。 ヒロイン ラーナ ロバート・ジョナサンの父親が虐殺を行った村の生き残り。白鳥純也の父親 湖彦がかばったおかげで助かった。 物語はだいたい3部構成で、空手部編、ふるさと学園編、キックボクサー編に別れる。終盤の迷走を綺麗に閉じる梶原一騎/川崎のぼるはすごい。