あらすじヤクザの敵対組織・黒田組にかちこみをかけた、桐ヶ谷組若頭の仁科智也(にしなともや)。抗争の火種となっている三下の男を討ち取るつもりが、なんと若頭の黒田冬史(くろだとうじ)と遭遇してしまう! 仁科は隙をついて逃走するも、自身に屈辱と快楽を与えた黒田への憎悪を滾らせるのであった。桐ヶ谷組に戻った仁科は、同じ組の食えない男・五條(ごじょう)に絡まれる。「大人しくオレのものになるなら、余計な心配事は無くなるかもしれませんね」仁科を手に入れたい五條は、欲望を隠そうともせず不遜な発言をしてきて――。