性犯罪被害がキッカケで産んだ赤ちゃんと向き合えずネグレクト気味だったシングルマザーは徐々に人生を立て直し、息子たちと共に信頼と愛情のある家庭の構築に成功。一方、シングルマザーと交際を始めたレズビアンの主人公も息子たちと打ち解けた。やっと訪れた平和。平和に思えるけれど、お父さんがいない。世間に溢れる男女の家庭、父性・母性という言葉…。やっぱり、お母さんが二人も居て、お父さんは居ない『普通じゃない家庭』で育った子供は、幸せになれないのか? レズビアンの母親二人の育児を追ったコミックエッセイ『お母さん二人いてもいいかな!?』の前日譚シリーズ・最終巻。巻末には数年後の息子たちも収録。