あらすじ“心閉ざした少女×力を失った神様”の縁が結ばる恋物語。バイト漬けの生活を送る女子高生・まなか。そんな彼女が神社で出逢ったのは火の神の分身・近臣(ちかおみ)。少しずつ開いていく心の扉。仙台を舞台に織りなす、出会いと別れを通して紡ぐ温かく切ない絆の物語り。
女の子キャラも男の子キャラも、独特の愛らしい魅力が溢れる漫画を描く作者さんですが、本作品でもそれは発揮されています。表紙の女の子が主人公なんてすが、健気でいじらしく、キラキラしていて目が離せない、強烈な可愛さのヒロインです。一方でヒーロー役の青年をはじめ、中性的なイケメンも複数登場しそちらもまた魅力的。 あまりに多彩かつ独創的なキャラ造形に、いったいどんな人が描いてるんだろうと気になって調べてみると、性同一性障害が認められた元女性とウィキペディアに書いてありました(一次ソースは検索中) なるほどね〜〜〜〜。もちろん私はストレートですし、理解にまでは至れないにしても納得感がすごいです。大多数の人間が収まっている枠に収まらない価値観を持つ、これってめちゃくちゃ武器ですよね。