魔女と噂され塔に幽閉されたアイリス姫。そんなアイリスの前に現れた騎士・ライラックは「姫様をお守りするために来ました」と告げる。怖がって誰も近づかなくなった姫に、ためらいなく触れるライラック。そんなライラックに次第に信頼を寄せるアイリス── 物語の中だけのものだと思っていた「恋」の予感。そして父王の病を治すため、高明なコナー博士のもとを訪れたふたり。「愛してます。俺だけのアイリス姫」。ライラックの言葉に、彼が何者でも構わないと受け入れるアイリス。博士を連れ、王宮に戻るアイリスとライラックを待ち受ける運命は!?