尼僧院で暮らす伯爵令嬢・ラファエラの元に突如現れた美しい青年貴族・アストーレ。結婚の意味もよく分からないラファエラにプロポーズし、強引に俗世へと連れ出す。ラファエラの生まれた館で迎える初めての夜──。何をするのか分からないラファエラに、アストーレは優しく手ほどきをする。それは王座を手に入れるため。アストーレの目的は伯爵家の血筋なのだ。「得難い妻だ、君は」。ラファエラの無垢な体を拓いていくアストーレ。彼に抱きしめられ、そのあたたかさに運命を感じるラファエラ。すれ違うふたりの想いは交わることができるのか!?