尼僧院で暮らしていた伯爵令嬢・ラファエラは、突如現れた美しい青年貴族・アストーレに、プロポーズされ強引に俗世へと連れだされた。そして性急な初夜。アストーレには古い王家の血を引く姫と結婚し、王座を手に入れる野望があったのだ。翌日、結婚の証明に必要な初夜の証のシーツをラファエラはひとりで洗濯してしまう。叱責された彼女は「私、アストーレ様に、叱られるのは嫌いです!」と泣き出して――(とんだじゃじゃ馬だ!!)だが、初夜の証を作らなければならないアストーレは、甘い言葉と態度で自分の新妻を口説こうとするが!? 溺愛ヒストリカル 第2話。