あらすじ異世界転移したもう1人の主人公・織津江大志は、蛇の王・バジリスクとの戦いに打ち勝ち、ゴブリン種ミドリ族の里にて、現代の科学知識を応用し、「重力吊り船」の改良に着手していた。さらに、オサマ王国・特殊メイドのオルワちゃんとも、彼は「いい仲」になり…。一方、主人公の栗結大輔はケンタウロス種ロン族の里にて、アラクネ種ラァ族の娘・ネアの「遊び穴」を満喫していた。そんな中、突如、謎の「首なし女」が現れて…。
異世界の知識を武器に、蜘蛛人間娘とか鳥人間娘とか魚人間娘とか、クリーチャー娘とのハーレム実現にむけて、まい進する男・栗結大輔。 いちおうじゃなくても年齢指定な性描写はあるんですが、そのシーンの合間に賢者モードのような勢いで書かれるクリーチャー娘の生態。 思わず、外骨格、内骨格という点が気になってきます。 ファンタジーなのに、とってもバイオロジー! クリムスがクリーチャー娘を助けつつ、「ハーレム王になる男!」と言っていることを除けば、実地調査で言葉から異世界の生き物を紹介する『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』の生物学版です。 例外条件がひどすぎますが、生物学的にクリーチャー娘を調べるときはすごく淡々と、そして喜々としていて、それはそれで変態みを感じます。 途中で出てきた筋肉マッチョなおじさんに見覚えがあって調べたら、『魔法少女プリティ☆ベル』の作者さんでした。ぶっとんでいて、おもしろいはずです。 ちなみに、クリーチャー娘たちは見た目は未成年でも、クリーチャー娘の世界的には全員成人なので、セーフだそうです。