あらすじお城に仕える少女エリノアは、醜い外見をしていました。仙女の魔法で30時間だけ美しくしてもらったエリノアに、王子様はたちまち恋に落ちます。しかし、エリノアの水に映った姿は元の醜い少女のまま。エリノアの本当の姿を知った王子様は…。
定本 エリノアのあらすじお城に仕える少女エリノアは、醜い外見をしていました。仙女の魔法で30時間だけ美しくしてもらったエリノアに、王子様はたちまち恋に落ちます。しかし、エリノアの水に映った姿は元の醜い少女のまま。エリノアの本当の姿を知った王子様は…。
特集:「少女漫画『ブサイク女子』を通じて何を考えるべきか?」(ゲスト:トミヤマユキコ)SpotifyListen to this episode from TBSラジオ「アフター6ジャンクション」 on Spotify. 少女マンガの世界ではたびたび「ブサイク女子」が主人公として描かれ、外見の美醜の問題や、コンプレックスからの解放といったテーマが描かれてきたそう。「少女マンガとルッキズム」について考察したエッセイ集「少女マンガのブサイク女子考」を発売する少女マンガ研究者、ライターのトミヤマユキコさんに研究発表報告していただきます。(20:03~20:43頃)
Youtubeなどで話題になっていて気になっていたのですが、友達が持っていて読ませてもらいました。 マンガ自体は作者の方が高校生の時に書いてマンガ賞に応募して少女フレンドに載った読切です。 ストーリーはちょっとシンデレラインスパイアというか、前半よくある流れなのですが、自分が本当はブサイクだとバレたところでフラれるのがリアルで新しかった(といっても1966年の作品なのですが・・)です。 作者の中学校時代の文集に寄せた文章なども併録されてるのですが、それも併せて読むと、グッと作者のことを好きになれました。 キレイごとを排して本質をつき(だからエリノアはフラれます)困難にぶち当たりながらも、それでも愛や希望を見出そう、求めようとするその姿勢がいいと思いました。 文集の文章に認められたメッセもすごく共感でき、なるほどと思える内容だったので、もっとたくさんの作品を読んでみたかったです。 仮に生きてらしても他に良い作品を生み出したとは限らないとの意見もあるでしょうが、私個人的な意見としては、小手先のテクとかではなく、すごくしっかりとしたメッセージをお持ちの方のように思えたので、良いストーリーの作品を残された可能性はかなり高いと思いました。 読んで良かったです。普通なら、おっさんが1966年の少女フレンドに掲載された読切を読むチャンスは皆無なので、関係者やネットの進歩に感謝です。