問題児の進一郎は、空虚な毎日を送っていた。そんな進一郎の前に現れたのは、教育実習生――獣人(黒豹)の美月だった。一線を引く教師たちの中で、いたって普通に接してくる美月に興味が湧く進一郎。そして次第に進一郎の裡に変化が……。
美月との出逢いで、今まで感じた事のない想いに気づく進一郎。だがその想いは募るばかり……そして
美月が残した手紙に、軽率な行動で美月を傷つけたことを後悔する進一郎。己の過ちに、進一郎が向かった先は……!? 生徒と教師、そして人間と獣人――血の繋がりにより惹かれあう宿命だったのか? 最終話――二人の行く末は……!!