あらすじ客分として熊本・細川家に逗留していた宮本武蔵は、藩主・忠利に勧められて兵法書の執筆を決意。霊巌洞にこもった武蔵は病魔におかされながらも『五輪書』を記し続ける。そして武蔵が大往生を遂げる時、巌流・佐々木小次郎との長きにわたる因縁にも決着が… 宮本武蔵の養子・伊織と巌流・佐々木小次郎の元弟子が見出した孤高の剣豪の真髄とは!?
良かった点 ・帯に書いてある通りにひたすら剣術稽古に没頭する著者が孤高の剣豪・宮本武蔵の生き様を通して"武"と"心"の極致を描破の内容だった ・いつも通り剣術の理論も書いてあり面白い 総評 ・好きな剣術抄の新シリーズで内容もいつも通りの面白さだった。あとがきの剣術についての話もいい 徳川おんな系図や抜か六戦記あたりも電子書籍なってほしいな