あらすじ陸における帝国とウォルハンとの激突。ガッツオの考案した機甲車隊と、ドルドルーヴォの連発で、優位に立つ帝国軍。だが、ニッカが調達した壷を騎馬の民が投ずると戦局は一変。壷に封じられた酒が燃え、帝国は魔道部隊の三分の一を失う。帝国vsウォルハン、遂に決着?
海を支配する一族、ファン・ガンマ・ビゼンが活躍する物語。世界観としては、科学が魔道として古の伝説のような存在の世界。ファンはなまけものでも仲間思いでイザという時は活躍する、能ある鷹は爪を隠すタイプの主人公。修羅の門の川原正敏さんだけあって戦闘も読んでて楽しく、個の戦いだけでなく、船の戦いも見応えあり。