商店街の一角にある竹屋乾物店の昆虫大好きおバカで単純な小学生タケと思春期まっただ中の想像力豊かな少女のりが繰り広げる下町人情物語
人生で初めて読んだイシデ電作品であり、一番好きな作品です。 下町の、昭和の香り漂う商店街で乾物屋を営む竹田家を中心に、どこにでもいそうな人々の悲喜交々を描いた、読めば読むほど味が出て心に沁みる群像劇。 あとがきにも書いてありますが、志村貴子先生が作画のお手伝いをされてる箇所があるので必見です。 地味で平凡な人生に時には悲観的になることもあるけど、登場人物みんな自分の仕事に誇りを持っている。長男タケも、普段はアホだけど家に対する誇りを一人前に持ってて逞しい。閑散期に父親が出稼ぎに行くという話で、タケのこの言葉に男らしさが滲み出てますね…
人生で初めて読んだイシデ電作品であり、一番好きな作品です。 下町の、昭和の香り漂う商店街で乾物屋を営む竹田家を中心に、どこにでもいそうな人々の悲喜交々を描いた、読めば読むほど味が出て心に沁みる群像劇。 あとがきにも書いてありますが、志村貴子先生が作画のお手伝いをされてる箇所があるので必見です。 地味で平凡な人生に時には悲観的になることもあるけど、登場人物みんな自分の仕事に誇りを持っている。長男タケも、普段はアホだけど家に対する誇りを一人前に持ってて逞しい。閑散期に父親が出稼ぎに行くという話で、タケのこの言葉に男らしさが滲み出てますね…