ストレスを溜め込み、粘菌人間へと変質した発症者。はたして発症者は「生還」するか「死亡」するか。粘菌人間になり、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされた人間の“生きざま”を鋭く描く人間ドラマが今始まる!!
溶けても人は救える。話題沸騰バイオホラー ヒトモジ保菌者が強いストレスを抱えると、身体が溶け、“粘菌人間”に変質してしまう世界。ヒトモジ発症者の運命は、2つに1つ―― 身体を硬化させ、胞子を飛ばして死亡するか、ストレスを軽減して溶解し、変形前のきれいな身体で生還するか。ストレス原因を特定、軽減し、ヒトモジ発症者の命を救うべく最善を尽くす田丸ら粘菌CC。だが、田丸は、かつてないヒトモジ症状の異変を目にしてしまう―― 衝撃最新刊。
大反響、異色の救命医療ドラマ。ヒトモジが次々と暴走する列島で生と死の瀬戸際に立たされた粘菌人間をいま救い出せ―――。分裂し、片方が死亡、片方が生き残ったままの中畑のヒトモジを始め、各地でヒトモジに異変が起き始めた。その原因は何か? メカニズムは解明できるのか? 世にストレスのある限り、人は溶け続ける―― 震撼展開第3集。
憎むべきは粘菌ではなかった…驚愕最終巻。ヒトモジの正体が遂に明らかに…!! 驚くべき物語のエピローグが今始まる―― 異色の救命医療ドラマ最終巻。
人が粘菌化するという、かなりトリッキーなお話をリアルっぽく展開していく。 粘菌ccの人たちがちょいちょいヒトモジに逃げられてしまうのも、予定調和だと思えば楽しめる。ヒトモジは逃げてこその存在なのだ。 後半は結構壮大なストーリーになっていき、どう収拾するのか不安になった。 で、大きな話にした割りに、主人公のパーソナルな部分がクローズアップされ、話の構成のバランスがいびつになってしまった感は否めない。 話のアイデアは良かっただけに、もう少し構成が練られていれば、もっと面白くできたと思う。惜しい。
粘菌ccの人たち、毎回ヒトモジに逃げられ過ぎだよ。大阪府警か。
※ネタバレを含むクチコミです。
人が粘菌化するという、かなりトリッキーなお話をリアルっぽく展開していく。 粘菌ccの人たちがちょいちょいヒトモジに逃げられてしまうのも、予定調和だと思えば楽しめる。ヒトモジは逃げてこその存在なのだ。 後半は結構壮大なストーリーになっていき、どう収拾するのか不安になった。 で、大きな話にした割りに、主人公のパーソナルな部分がクローズアップされ、話の構成のバランスがいびつになってしまった感は否めない。 話のアイデアは良かっただけに、もう少し構成が練られていれば、もっと面白くできたと思う。惜しい。