あらすじ機動すずめに追われていた少女「ねりね」は月夜の晩にある男女に救われる。根暗だけどバカ丁寧でお金にうるさい「朱彦」とハイテンションで雪を扱う妹の「雪緒」の2人は説得から退治まで怪異がらみの何でも屋・二本松兄妹だった!? 水上悟志の本格ファンタジーバトル!
全1巻とコンパクトにまとめられつつも水上ワールド全開。濃いキャラが休む暇なく現れてツッコミが追いつかないうちに楽しく読み終わっている。 座敷童や雪女が大立ち回りをしたと思っていたらクソデカいメカが登場したり滅茶苦茶ですw タイトルにもある「木造渓谷」の、何というか「世界の裏側感」は「百万畳ラビリンス」を彷彿とさせますね。「冒険」だけあってワクワク感ぱないです。ほんで最後には心にぐっと来てる。全1巻の良作。 妖怪相手にもきっちり報酬は請求する自営業ヒーロー・二本松兄妹もまた、変わり者だけど不思議と好感の持てる良主人公でした。変身のトリガーが××ってところも尖ってて良いw