あらすじ

アウゲンブリック少年合唱団。かつては孤児院、今では子供たちに勉強と合唱を教えるギムナジウム。彼らの歌声は、人々へ捧げられる癒やしの調べ。しかしその歌にはもう一つの意味があった、それは――。
少年の残響 1巻

アウゲンブリック少年合唱団。かつては孤児院、今では子供たちに勉強と合唱を教えるギムナジウム。彼らの歌声は、人々へ捧げられる癒やしの調べ。しかしその歌にはもう一つの意味があった、それは――。

少年の残響(2)

ルームメイトの粗雑さに心かき乱される者、下級生思いの上級生、厳しい先生、飄々とした転入生……。少年たちは、刹那と永遠の間にあるものが成長であるとまだ知らない――。

少年の残響(3)

「キスしたら なにかわかるのかなあ」アウゲンブリック少年合唱団。かつては孤児院、今では少年たちに勉強と合唱を教える寄宿学校。いつ死ぬかもわからない見せかけの平穏。痛みを忘れて手に入れた上辺だけの幸せ。閉ざされた世界の中でその小さな身体に宿ったまだ名前もない感情、それはーー。

少年の残響(4)

Twitterで延べ26万RT!! 「女の子のような見た目の少年の話」として話題になった ギムジナウムで暮らす少年たちの物語、堂々完結。 「どうすれば ぼくだけを見てくれますか?」 アウゲンブリック少年合唱団。かつては孤児院、今では少年たちに勉強と合唱を教える寄宿学校。クリスに拒絶され歪んでしまったミヒャエルの心は闇に。子供たちへの向き合い方を見失ってしまったクリスもまた。教師と生徒。大人と子供。過去と未来。忘却と記憶。傷つきながら癒されながら彼らが選ぶ「救い」とはーー?