あらすじ

2回目の化学療法を終え、渓太郎の状態が安定したため、2泊の外泊の許可が下り、みゆきは渓太郎と共に2カ月ぶりに自宅に戻った。家で家族がそろって食事をし、眠ることができる普通の暮らしをしみじみと味わい、みゆき夫婦は幸せをかみしめた。病院に戻って、すぐに3度目の化学療法に入り、渓太郎のがんが小さくなっていたことで、みゆきはこの先の治療に希望を見出す。しかし、その希望も束の間、残酷な告知がみゆきたちを待っていた──。生後4ヶ月でがん告知を受け、1年の闘病の末に天国に旅立った長男を通じて、家族とは? 幸福とは? を問いかける本当にあった感動のヒューマンドラマ完結編!!
500日を生きた天使 1

生後4カ月息子に小児がんの診断が! さらに余命宣告……。過酷な運命を生きた小さな命と実在の家族の記録!! みゆきは27歳で念願の「お母さん」になった。ある日、長男・渓太郎のオムツに血の塊のようなものを見つける。医師の診断では「腫瘍があるので大きな病院で検査をするように」とのことだった。検査の結果、渓太郎の片方の腎臓がほぼ腫瘍で、完治した例のないがんであることが判明する。渓太郎とともに長野県立こども病院で入院生活が始まった。そこでみゆきは懸命に病と闘う子供たち、献身的なスタッフに折れそうな心を何度も救われる。

500日を生きた天使 2

2回目の化学療法を終え、渓太郎の状態が安定したため、2泊の外泊の許可が下り、みゆきは渓太郎と共に2カ月ぶりに自宅に戻った。家で家族がそろって食事をし、眠ることができる普通の暮らしをしみじみと味わい、みゆき夫婦は幸せをかみしめた。病院に戻って、すぐに3度目の化学療法に入り、渓太郎のがんが小さくなっていたことで、みゆきはこの先の治療に希望を見出す。しかし、その希望も束の間、残酷な告知がみゆきたちを待っていた──。生後4ヶ月でがん告知を受け、1年の闘病の末に天国に旅立った長男を通じて、家族とは? 幸福とは? を問いかける本当にあった感動のヒューマンドラマ完結編!!