あらすじ混沌が全てを支配する大陸。君主たちは互いに<聖印>と領土を奪い合い、戦乱の時代が続いていた。ヴァルドリンド軍に攻め込まれ、絶体絶命の危機に陥っていたテオたちを救ったのは、救援要請を断ったはずのアルトゥーク伯ヴィラール・コンスタンスだった!! ヴァルドリンドを撤退させたヴィラールは、テオをセーヴィス王に任ずると共に、一度は契約を反故にしたシルーカを再び契約魔法師として雇い入れようと提案し…?
なろうナイズされてるかどうかに係わらず、「戦記」と名のつくラノベはだいたい面白いと思っているのですが、グランクレスト戦記はいまどき珍しいレベルでトラディショナルな戦記ラノベなようです。 チート感もお手軽感も(漫画3巻現在)全然ない主人公は、とにかくお人好しで誠実が売りで、魔術師で参謀のヒロインが能力を過信して窮地に陥るのを絶妙な立ち回りで救い出します。というかここまでヒロインが役立たずなのでそろそろ見せ場があるといいな…