あらすじ

妾の子として育った慧は、父の葬式で、大企業の令嬢として育った本妻の娘・瑶子と出会う。表面上は穏やかでも、心中で互いを否定しあう二人は、亡き父の遺言により、残された会社で共に働くこととなった。審美眼を見込まれ、仕入れ部の責任者となった慧だが、顧客に贋作を売りつけ、本宅への復讐を果たそうとする。駆け引きと陰謀の渦巻く中、二人の思惑は交錯して…!?
夢の航跡 1巻

妾の子として育った慧は、父の葬式で、大企業の令嬢として育った本妻の娘・瑶子と出会う。表面上は穏やかでも、心中で互いを否定しあう二人は、亡き父の遺言により、残された会社で共に働くこととなった。審美眼を見込まれ、仕入れ部の責任者となった慧だが、顧客に贋作を売りつけ、本宅への復讐を果たそうとする。駆け引きと陰謀の渦巻く中、二人の思惑は交錯して…!?

夢の航跡 2巻

本心を隠した上辺の付き合いしかできない慧と、潔癖でかたくなな瑶子。二人は互いにそっくりな存在であることに気づく。そんな中、最期まで慧を愛したフランソワの言葉に、愛を信じず利己的な人間関係しか築いてこられなかった慧の心は揺れて…。本当の愛を知りたいと願う慧と瑶子、二人の屈折した関係は修復できるのか!?