あらすじ京都の黄泉路の人形師・夜美絵――。死んだ者の骨で人形を作るという。其の人形はまるで生き返ったように動く。人形の唇になくなった本人の血を垂らせば、その本人のままに人形を生き返り、他人の血だったらその他人の言いなりに動くという。今日も悲しみと苦悩の末に、黄泉路を訪ねる女がひとり……!?鎌田幸美が描く、ネオ・ジャパネスク・ファンタジー!