あらすじ

真幸の母と将の父が結婚し、二人は兄と妹になった。水泳部の憧れの先輩が自分の兄になることを、はじめは喜んでいた真幸だったが、やがて自分が将に恋心を抱いていることに気付く。そして、二人の再婚を将が喜んでいなかったこと、死んだと聞かされていた将の母が生きていた事を知る。一方、自分に敵意を現す亜矢の正体は…!?
彼方へ! 1巻

父親を亡くした真幸は16歳、まだ何色にも染まっていない純白の青春の日――。水泳部に所属する真幸は、クラブの先輩・日下部将に憧れていた。将もまた、母を亡くしていた。真幸は父兄懇談会で学校に訪れていた母と、将の父がかつて友人だったと知る。「二人は愛し合っている」という将の言葉を一度は否定した真幸だったが…!?

彼方へ! 2巻

真幸の母と将の父が結婚し、二人は兄と妹になった。水泳部の憧れの先輩が自分の兄になることを、はじめは喜んでいた真幸だったが、やがて自分が将に恋心を抱いていることに気付く。そして、二人の再婚を将が喜んでいなかったこと、死んだと聞かされていた将の母が生きていた事を知る。一方、自分に敵意を現す亜矢の正体は…!?

彼方へ! 3巻

父へのわだかまりが消えず、真幸への愛に気付いた将は思い悩み、泥酔して榊原コーチと一夜を共にしてしまう。将は真幸を愛しながら、榊原コーチと結婚する。一方、将と真幸はお互いの気持ちに気付くが、二人は実は血のつながった兄妹だった。ショックを受ける真幸だったが、結ばれずとも、一生に一度の愛だと感じていた。二人の愛の行方は…!?