あらすじ時代劇の鬼才、平田弘史の傑作短編集!!些細な揉め事で果し合いをすることになった直参旗本。腰抜け侍であった彼にはしかし、秘策があった。双子の弟は剣の達人。身代わりとして弟を決戦に向かわせ、事なきを得たが、弟の心中、憤懣やるかたなし。袂を別った後も兄の腰抜けぶりは変わらずじまい。武士の面子とはいかなるものぞ!?(表題作:日陰者の死)続きを読む