あらすじ

どちらかを選ぶなんてできない――自分の気持ちを整理できず、ユキとユウキの間で揺れる葵(あおい)。一方、葵のことを諦めきれないユウキは、ユキを説得するためある行動に出る――
ふたりの餌食1巻

好きな人の「弟」に好きな人がバレてしまった夜。俺をベッドに組み敷いていたのは――。ランチは「ユキ」、ディナーは「ユウキ」。顔も声もそっくりな「ふたり」。中身は真逆。やさしく穏やか、ワイルドでイジワル。勉強とバイト漬けな大学生・真波谷 葵(まなみや あおい)は、料理上手で世話焼きなカフェのバイト仲間・朝倉ユキ(あさくら ゆき)に片想い中。毎日飽きもせず部屋に来ては餌付けしていくユキに、胃袋も心も掴まれまくってるのに、素直になれず、つい可愛くない態度をとってしまう。いくらユキが優しくしてくれてても、相手は男。そう言い聞かせて、必死に隠していた恋情を、あっさり見破っていたユキの弟・ユウキ。ユウキと部屋呑みをしていたある夜、うっかり寝落ちしてしまった葵が目を開けると、着衣は乱され、ベッドに縛りつけられていて――!? 昼の天使と夜の悪魔×苦労性大学生の、スキャンダラスすぎる愛のかたち!!

ふたりの餌食2巻

「もー完全に性感帯になっちゃったね」拘束されたまま、ゴーインで執拗な指で開発される葵(あおい)の秘孔。好きでもないヤツに抱かれてるのに…! 捻じ込まれるユウキの熱い欲棒を奥でカンジながら、カラダが心を裏切りはじめて……

ふたりの餌食3巻

全身に刻まれた噛み痕、腿を伝い滴る白濁――最低な朝。目覚めるとベッドにいたのは大好きな彼。侵され汚されたカラダをユキに見られ、更に傷つく葵(あおい)。「大丈夫…力を抜いて…」浴室で自ら脚を開いて、好きな男の指で奥まで洗浄されて…。

ふたりの餌食4巻

「消してくれ、アイツの感触を…お前がいいんだ」想いを確かめ合って、ねだったセックス。キスマーク、噛み痕…ユウキが刻んだ痕をなぞる、ねちっこい愛撫。全身を這いまわる大好きな彼の舌に翻弄されて、イヤな記憶を思い出す余裕なんて……っ!

ふたりの餌食5巻

バイト先のキッチンで朝からエロい雰囲気に…「大丈夫、挿入れないよ――挟むだけだから」誰もいないからって、今からここでヤるの!?!? 身も心も恋人同士になった葵(あおい)とユキだけど、夜には「アイツ」が現れて――。

ふたりの餌食6巻

「葵(あおい)くん…大好きだから、ずっと傍にいて…」デート中もセックス中も様子がおかしいユキ。物わかりのいいフリをするユキと、欲望のまま振舞うユウキ。翻弄される葵は――

ふたりの餌食7巻

「ふたりとも恋人じゃダメ?」自分勝手だけど…ユウキが他の人とセックスするのは、イヤだ。苦渋の選択を迫られ、葵(あおい)は再びユウキと寝てしまい――

ふたりの餌食8巻

どちらかを選ぶなんてできない――自分の気持ちを整理できず、ユキとユウキの間で揺れる葵(あおい)。一方、葵のことを諦めきれないユウキは、ユキを説得するためある行動に出る――