あらすじ遂に徳川幕府三代将軍の座についた家光(竹千代)。福も将軍の乳母として天皇に謁見する名誉を賜る。天皇より「春日」の号を賜り、以後「春日の局」として絶大な権力を振るうようになったお福。しかし家光が世継ぎを作らない、将軍になれなかった忠長(国松)が不穏な動きをも見せるなど、悩みもいまだ尽きない。そして福自身にも次第に病魔の手が忍び寄る。