あらすじもし本当に、世のため人のために生きたいと願うなら、自分にその資格が備わるまで何もしないこと。旅から旅をまわり、ただ人の世を見て歩くだけでよい。見たことで怒り、感じたことで苦しみ、触れることで喜び、別れることで哀しむだけでよい。それを知ってこそ初めて人々の上に立ち、真の平和を築くための資格を得ることが出来るのだ。