あらすじ

人気だった「身鯖」シリーズが最後の復活! コミックス未収録分の短編作品を徹底収録した待望の新刊! これでファイナル見逃せない1冊!
身から出た鯖(1)
或る日のタツヤ:漢としての自信と魅力を取り戻すべく、亜鉛サプリを服み始めた。元来 私は精液が薄く少ないはずなのだが、最近は睾丸が妙に重く感じる……産めよ育てよ第1巻!!
身から出た鯖(2)
其の日のタツヤ:人生最後の食事はなににするか? 私はカツ丼だ。よく聞く「銀しゃりと塩だけ」とか「漬け物と焼き海苔」だとか……笑止。脂が好きなんでカツはロースね第2巻!!
身から出た鯖(3)
此の日のタツヤ:若い頃から脂好きで鳴らしてきた私。好んで摂るのはシーチキンの油だ。女房にはやめてくれ! と言われるが、これだけはやめられない。吹き出物なんか平気! 第3巻!!
身から出た鯖(4)
然る日のタツヤ:〆切を守れず原稿が遅れたら担当に殴られた。悔しくて悔しくて涙目で睨みつけるけど、悪いのは自分なワケで なにも言えず……てな夢を見た四国巡礼の旅 第4巻!!
身から出た鯖(5)
彼の日のタツヤ:巡礼の旅、日々歩き、いやでも身体は頑健に。勃起力全開だろ? 編集長のお言葉だったが、全日程中2回の夢精。女房とはなにもなかった。タツヤだけに勃つや第5巻!!
身から出た鯖(6)
朝、目が覚めて、ふと畳を見ると巨大な地クモが動いていました。私はクモが世界で一番嫌いなのですが、クモはゴキブリを食べるというので我慢しています。田舎はやっぱり駄目ですね。
身から出た鯖 七番出汁
人気だった「身鯖」シリーズが最後の復活! コミックス未収録分の短編作品を徹底収録した待望の新刊! これでファイナル見逃せない1冊!
じみへん

じみへん

▼じみへん第1~80話 ●本巻の特徴/5年の単身赴任後、帰った家にはまったく居場所がなくなってしまったお父さん(第10話)、1千万円の賞金に目がくらみ、会社を休んでまで街のキャッチコピーを考えようとする男(第34話)、平凡な人生を全うしようとしているのに、宇宙人に遭遇し拒否反応を示す会社員(第60話)などなど、特徴のない、どこにでもいそうな人々が続々、登場。著者のコラムは「じみへんについて」「海について」「競輪について」「写真について」「オートバイについて」「女について」「野球について」を収録。巻末のあとがきは限りなくまじめで、じみへん。自画像付き。