あらすじ

ジャンヌ・ダルク、抜剣!!60年の雌伏と数多の苦悩を経て、全人類の救済、楽園を目指す天草四郎。そのために全てを投げ打ち、今ようやく実現の刻を迎えた。そこに立ち塞がる聖女、ジャンヌ・ダルク。目指す方向は同じ「全人類の救済」だが、方法は絶対に相いれない。大切なものは“結果”かそこに至る“過程”か、今二人の聖者は激突する―――。
Fate/Apocrypha1巻

システムが変更された聖杯戦争に、十五人目のサーヴァントが召喚される。その少女の名はジャンヌ・ダルク。――赤の陣営VS黒の陣営。七騎対七騎。圧倒的ボリュームで描かれる外典としての聖杯戦争、ついに開幕!

Fate/Apocrypha2巻

召喚を終えた黒と赤、両陣営。黒の陣営として召喚された英雄たちの真名が明らかとなり、それぞれの思惑が蠢く中、“調停者”として召喚されたジャンヌはとある英雄と出くわす。彼の真意とは、果たして――。

Fate/Apocrypha3巻

徐々に蠢き始めた赤と黒の陣営。黒の陣営のキャスターによって命を消費される寸前、ホムンクルスの少年は脱走し、アストルフォによって助けられる。名もなく、虚弱なひとりのホムンクルス。彼の辿る運命は――。

Fate/Apocrypha4巻

ついに激突する赤の陣営と黒の陣営。名高き英雄たちの見る者を圧倒する死闘は、世界を、運命を、人生を、軋ませていく。争乱の中、そっと脱走を試みるホムンクルスは――。

Fate/Apocrypha5巻

ささやかな交流を深めるジャンヌとジーク。そんな二人とは裏腹に、ルーマニアの夜は霧に包まれ、勃発する戦いは激しさを増していく――!

Fate/Apocrypha6巻

本性を現しつつあるシロウ神父の指揮のもと、全面対決の構えとなった赤の陣営。そして、ユグドミレニアの野望のため、それを迎え撃つ黒の陣営。激化していく戦闘の中に戻っていく聖女とホムンクルスは……。

Fate/Apocrypha7巻

ぶつかり合い火花を散らす『赤』と『黒』の剣技。一方ではルーラーと攻撃を受ける度肥大し、異形と化してゆく『赤』のバーサーカーとの戦闘が続いていた――。

Fate/Apocrypha8巻

吸血鬼と化したヴラド三世とダーニックを消滅させたシロウ神父の正体はルーラー・天草四郎時貞だった。彼は自らの目的を「人類の救済」と宣言し、『黒』のキャスター・アヴィケブロンにある交渉を持ちかけるが――。

Fate/Apocrypha9巻

モードレッドと共闘し、アヴィケブロンの原初の人間(アダム)を撃破したジーク。そして明らかになる天草四郎の野望――。既に3騎失った黒の陣営、ルーラー、ジャンヌ・ダルク、赤のセイバーはどう動くのか?

Fate/Apocrypha10巻

残留思念再生により、黒のアサシンの動向をさぐるカウレス。そして明らかになる黒のアサシンとそのマスターの目的。状況を組み合わせることにより、恐るべき能力を発揮する彼女との対決が始まる!!

Fate/Apocrypha11巻

大聖杯をめぐる「赤」と「黒」の陣営の激突は最終段階に迫った。決戦の地、空中庭園。そこに殴りこむ前に、それぞれが自分自身の過去と現在と未来と向き合い、そして想いを、決意を新たにするのだった。

Fate/Apocrypha12巻

天草四郎は大聖杯を起動させ、人類救済に手をかけた。いっぽう、「黒」の陣営とルーラーは全戦力を結集して空中庭園攻撃を開始。出撃したケイローンの前に立ちはだかるは愛弟子、アキレウス。その勝負の行方は……?

Fate/Apocrypha13巻

ただひたすらにジャンヌ・ダルクを殺すことに囚われるアタランテ・オルタ。その妄執をいなしながら冷静に対処するジャンヌ。苦々しくみつめるアキレウス。いっぽう、空中庭園でジーク、モードレッドたちは……!?

Fate/Apocrypha14巻

お主が死ぬか、慈悲を乞うまで何分掛かるかな?自身の宝具である空中庭園で圧倒的優位をとり、罠をはり、毒を放つセミラミス。最優のサーヴァントであるセイバー、モードレッドが接近戦に持ち込むべく、マスターである獅子劫とともに策を携えて挑むのだが……

Fate/Apocrypha15巻

ジャンヌ・ダルク、抜剣!!60年の雌伏と数多の苦悩を経て、全人類の救済、楽園を目指す天草四郎。そのために全てを投げ打ち、今ようやく実現の刻を迎えた。そこに立ち塞がる聖女、ジャンヌ・ダルク。目指す方向は同じ「全人類の救済」だが、方法は絶対に相いれない。大切なものは“結果”かそこに至る“過程”か、今二人の聖者は激突する―――。

Fate/Apocrypha16巻

天草四郎時貞とジャンヌ・ダルク、ルーラー同士の決戦に乱入したジーク。永きに亘った聖杯大戦の結末がここに語られる。そして全てを終えたかにみえて、終わってはいない人々の物語が新たに幕をあげるのだ……。