あらすじ【麻実が密かに描く青い絵…それは隆生へのラブソング!】無気力少年・隆生は麻実やバンドメンバーたちに見守られ、気持ちが少しずつ変化。自ら仲間にあやまり、共にロックコンテストを目指すようになる。いよいよライバルバンドと争う決勝の日、思わぬアクシデントが…! わきあがる感動の完結編、第3巻!
想像以上の名作でした。 特に最終巻の後半はもう胸がジーンとなりすぎて本当に良かったです…😭 何にも対して本気になれない矢野くんと、 イギリス人のおばあちゃんの生き方が心の中で引っかかっていて、どこか一歩踏み出せない麻美。 でも麻美はおじいちゃんから人の支え方を学んで、矢野くんと一緒に殻を破っていく様が本当に良かったです。 そしてまた絵もお洒落でとっても80年代らしい…!! 『ごめんねダーリン』でもそうでしたが、小椋先生の作品に出てくる大人たちの言葉が何より素敵です。 最後まで読んで初めてタイトルの意図も分かりました。 何かに夢中になりたい人に是非読んでほしいです。