あらすじ

知りたがりで度胸満点の娘・シェリーと、100年の刑を終えて出所した“不老不死”の男・ロブ。 二人は、“レディ&オールドマン”の通り名で「運び屋」の仕事をしながら、ロブの体の謎を知る双子の弟を捜し始める。 風変わりな男ナットとの共同生活、“レディ”の正体に興味津々な便利屋、ロブを追う警察の影、そして二人を襲う危険──。
レディ&オールドマン(1)

1963年、ロサンゼルス郊外。好奇心旺盛なダイナーの娘・シェリーは、ある日、100年の刑を終えて出所したという老人と出会う。旧収容棟の「最後の住人」と噂される彼の正体とは……。 時に事件に巻き込まれ、時に事件を解決しながら、街から街へと渡り歩く二人組──彼らの通り名は“レディ&オールドマン”!

レディ&オールドマン(2)

好奇心旺盛なダイナーの娘・シェリーは、100年の刑を終えて出所したという老人と出会う。彼の名前はロブ。若い青年の姿のまま生きる“不老不死”の男だった。 二人は“レディ&オールドマン”の通り名で、運び屋の仕事を始める。不老不死の謎を知るロブの双子の弟を一緒に捜すため、新しい人生を生きるため──。

レディ&オールドマン(3)

知りたがりで度胸満点の娘・シェリーと、100年の刑を終えて出所した“不老不死”の男・ロブ。 二人は、“レディ&オールドマン”の通り名で「運び屋」の仕事をしながら、ロブの体の謎を知る双子の弟を捜し始める。 風変わりな男ナットとの共同生活、“レディ”の正体に興味津々な便利屋、ロブを追う警察の影、そして二人を襲う危険──。

レディ&オールドマン(4)

“レディ&オールドマン”の通り名で運び屋を始めたロブとシェリー。ロブは、若者の姿のまま生きる不老不死の男。その正体を知る者は一握り。 ある日、秘密の任務を託された警部補ビルは、“不老不死”かどうかを試すためにロブを銃で撃つ。傷の深さに血が止まらないロブ、焦るシェリー。 そして街には「オールドマンが死んだ」という噂が流れ──。

レディ&オールドマン(5)

“不老不死”の男ロブの正体をめぐる思惑が渦巻く中、警部補ビルに撃たれたロブを倉庫に隠し、シェリーは「オールドマンは死んだ」という噂を流す。そして、まるでロブに追われるのを待つかのように近くに身を潜めていた双子の弟ラスは、シェリーに目撃されて姿を消した。友人ナットが倉庫に引きこもる理由。シェリーに届いた手紙。それぞれの人生が大きく動き出す。

レディ&オールドマン(6)

大切な“相棒”となったシェリーとロブは、シェリーの母を助けるために向かったラスベガスで「歳を取らない男」の話を聞く。“オールドマン”の行方を追う掃除屋と、背後にいる政治家。100年前の放火・殺人事件。姿を消した双子の弟ラスの孤独。不老不死の謎をめぐり、思惑が絡み合う――。

レディ&オールドマン(7)

“相棒”と共に新しい世界を生きる兄ロブ。孤独の闇の中で、兄に執着するラス。失踪した祖父を探す政治家ハリス、闇社会を生きる掃除屋、喰えない警部補……敵と味方にわかれ、それぞれの思惑が動き出す。不老不死の謎をめぐり、繋がり始める点と線。

レディ&オールドマン(8)

相棒シェリーと共に新たな人生を歩む兄・ロブ。そんな兄に執着する弟・ラスは、孤独な旅を終わらせたいと考えていた。彼らの「不老不死」の謎をめぐり、政治家、警察、裏社会の欲望が交錯。そしてシェリーの身が危険に晒され、ロブはラスと対峙することを決意する。運命が行き着くその先は――!?