あらすじ

カトヴァーナ帝国の士官学校に通うイクタ・ソロークは、 遠征先の北域鎮台で、山岳民族・シナーク族との内戦に巻き込まれる。 シナーク族は、族長のナナク・ダルの指揮で、高地戦に不慣れな帝国軍を翻弄。 帝国軍は多くの犠牲を出し、戦いは泥沼と化していった。 そんな戦いの中イクタは、シナーク族の背後に、帝国と戦争中の隣国・キオカ共和国の影を感じ取る。 その予感が確信に変わるとき、イクタはさらなる窮地に陥るのだった――!
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンI

隣国と戦争中のカトヴァーナ帝国の一角で、嫌々、高等士官試験に臨む少年がいた。彼の名はイクタ・ソローク。自他ともに認める怠け者のイクタが、難関に挑む理由はただひとつ。盟友・ヤトリシノ・イグセムと交わした密約のためだ。試験でヤトリが有利になるよう立ち振る舞えば、窓外怠けて過ごせる帝立図書館司書のポストを用意してくれるというのだ。そしてこの試験が、後の伝説的智将が印した第一歩になる――!電撃文庫の一大ファンタジー戦記、堂々コミカライズ!

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンII

隣国と戦争中のカトヴァーナ帝国に、自他ともに認める怠け者の士官候補生がいた。彼の名はイクタ・ソローク。後に伝説的智将となる少年だ。イクタは高等士官試験を受験中、乗っていた船が難破し、敵国に漂着してしまう。それも自国の皇女連れという足かせつきだ。盟友の少女・ヤトリシノ・イグセムと窮地に活路を切り拓くイクタ。イクタの立案したあまりにも大胆な作戦とは? そして、イクタはその“奇策”を成功させ、皇女・シャミーユを救い出せるのか――?

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIII

隣国と戦争中のカトヴァーナ帝国に、自他ともに認める怠け者の士官がいた。彼の名はイクタ・ソローク。後に伝説的智将となる少年だ。紆余曲折を経て士官学校に入学したイクタは、入学早々、陰湿な先輩士官のサリハをやり込め、サリハから恨みを買ってしまう。その後、そのサリハを相手にした模擬戦の途中、イクタは、優勢であったにもかかわらず思いもよらぬ行動に出る。帝国を揺るがしかねない「異変」を察知したからだ。盟友のヤトリと、事態の収拾に乗り出すイクタ。この事件が、イクタと帝国の運命を左右する――!

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンIV

隣国のキオカ共和国と戦争中のカトヴァーナ帝国で士官学校に通うイクタ・ソロークは、シャミーユ皇女から大胆な命を受ける。一刻も早く軍の幹部にまで昇り詰め、腐敗した帝国を救うため、余力を残してキオカ共和国に敗戦せよ、というのだ。そんな折、北域鎮台へと遠征することになったイクタたち。山岳民族のシナーク族への示威行動が主な任務という、穏やかな軍事拠点のはずが、シナーク族にきな臭いな動きが――!?

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンV

カトヴァーナ帝国の士官学校に通うイクタ・ソロークは、暇な部署とうわさの北域鎮台へ遠征する。そこでは、司令長官の命令で、山岳民族・シナーク族への迫害が行われていた。やがて、シナーク族の不満が爆発し、帝国への宣戦布告に発展。イクタたちも内戦に巻き込まれてしまう。しかも、戦況はイクタたちに不利。そして、内戦が本格化するにつれ、イクタは智将の顔になっていく――!!

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVI

カトヴァーナ帝国の士官学校に通うイクタ・ソロークは、 遠征先の北域鎮台で、山岳民族・シナーク族との内戦に巻き込まれる。 シナーク族は、族長のナナク・ダルの指揮で、高地戦に不慣れな帝国軍を翻弄。 帝国軍は多くの犠牲を出し、戦いは泥沼と化していった。 そんな戦いの中イクタは、シナーク族の背後に、帝国と戦争中の隣国・キオカ共和国の影を感じ取る。 その予感が確信に変わるとき、イクタはさらなる窮地に陥るのだった――!

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVII

イクタは、遠征先の北域鎮台で、 山岳民族・シナーク族との内戦に巻き込まれるも、なんとかこれを鎮定する。 しかし、キオカ共和国と結託したアルデラ教本部国軍が、内戦時の戒律違反を口実に、 カトヴァーナ帝国へ進軍していることが判明。 絶望的な状況の中、敵との小競り合いの際に 無謀を冒したシナーク族のナナクを救うため、帝国軍は手痛い犠牲を払うことに。 戦場には、重苦しい空気が立ち込める。 「不眠の輝将」と称えられる敵の指揮官ジャンにイクタはどう立ち向かう――!?